今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

神弓 KAMIYUMI


公開日が近づくにつれ、期待値があがってた「最終兵器 弓」!!


どんな邦題になるのかと思ってたら、日本人と韓国人の感性の違いがばっちり出た邦題になったな…


韓国映画は、そのものズバリのタイトルが多い気がする。でも、海を渡って日本に到着する頃にはぼんやりしたタイトルになってる(・_・;)


邦題をつけるのにどうしようもない映画になると、ある意味投げやりでステキなタイトルに落ち着いていく…「アジョシ」は、まさにお手上げで、そのまま行って、大正解っていう成功例だと思う。そして、この「神弓」はよく頑張ったと思う(^_^;)上から目線ですみませんねぇ…


そんな上から目線の私が試写会に参加でき、公開直前にバッチリ鑑賞してきましたよ(*^_^*)


時代劇アクションと言えるこの映画…弓の使い手であるなも名も無き戦士の闘いの記録。少し、主人公の背景に時間を割きすぎの感があって、神弓の凄さが分かるまでに少々焦らされる。


主人公の留守中に清国の大軍に襲撃された城は壊滅し、最愛の妹たちは捕虜として、連れ去られる。


主人公はたった1人で敵を追い、逆賊として惨殺された父の形見の「神弓」だけで、敵陣を襲い、死闘を繰り広げる。


少々の焦らしは、この際勘弁してあげます。だって、主人公が神弓を携えて、敵を追い始めてからのスピード感はハンパないから(^_^)v


とにかく、何も考えられないし、よそ見すら出来ず、圧倒的パワーで一気に見せていく。


このスピード感が本国でのヒットの秘密かな?


日本でもこういう韓国映画がヒットしたら、嬉しいなぁ(^^)v


主演のパク・ヘイル氏はウォンビンソ・ジソブと同世代!!美しい得体の知れない青年を演じたらピカ1だと思ってたけど、今回のように優しくて強靱な心を持った青年役も似合ってると思った。


ラストも愛する妹と兄弟のように育った妹の夫と、深い絆で結ばれていたことが伝わり、けして最良の結果ではないけれど、観ている側を納得させられるし、史実に則った物語だから、ちゃんと歴史的結末も語っている。


なんだか、スゴいな、韓国映画!!


ホント、いつも思うけど、日本ではこうは描けない…


韓流だなんて思わず、男性も十分楽しめるアクション映画です(^_-)