今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

凍える太陽 THE GREY


外は恐ろしい暑さですが、映画館の中は、あり得ないような寒さ(-o-;)


映画「フローズン」で、狼の怖さは十分知ってたけど、あれは襲われた様などがどうも作り物クサくて、B級チックだったから、震えるほど怖くはなかった。


でも、この映画は単なる狼との戦いだけじゃないから…


厳冬期のロシアで開拓工事に従事する男達を乗せた飛行機が、悪天候をついて、離陸する。そして、嵐のなか、飛行機は墜落。


生存者は7人…


事故現場に向けられた光る目に気づいた彼らは、パニック状態に…


バラバラになった機体の陰で、細々暖をとりながら、パニック状態だった男達が冷静さを取り戻していく。


ところが、翌朝、交代で見張りをしている最中に1人の男が命を落とす。


彼を暗闇で無惨にも惨殺したのは、狼…


救助が来る保証は無いし、過酷な状況下に居続けることは、男達にとって「死」を意味する。


こうして、狼の姿に怯えながらも、身を隠せる森を目指して、男達の雪中行軍が始まる。


途中、狼の襲撃に対抗して戦ったり、崖を命がけでジャンプしたり、川の急流に流されたり…


飛行機の墜落シーンもスゴかったけど、急流を流されるシーンも、全く体験したことないけど、リアルな恐ろしさ!!


狼だけじゃない恐ろしさに震えだした頃、ラストの戦いに!!


エンドロールが終わって、場内に明かりが点く直前、最後の戦いの結末が映し出されます!!頑張って、最後まで座ってましょう(^_^)v


狼や寒さとの戦いの中で、男達が少しずつ心を開いていき、亡くなった人達の思いが詰まっている「財布」をリレーしていく姿などは、単なるパニック映画ではないです。


暑い毎日、寒さに震えながらも感動したい方はいかがでしょう(*^_^*)