今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

ドラゴンゲート


3D 版を観ました(^_^)v


カンフー(そういう括りで良いのか分かりませんが…)初の3D 映画だそうで…


アバター」以来、3Dに良い印象が無いので、3D 映画は、ほとんど観てないんだけど、今回は、それしか上映してなかったという(^-^;


で、3D効果はどうかと言えば、数少ない3D鑑賞作品の中では、1番良かった(^_^)v


なにしろ、昔ながらのスクリーンから飛び出してくる感覚が、私の世代には涙が出るほど懐かしい(^_^;


女剣士が投げる小刀がピュンピュンとスクリーンから飛び出してくる!!


思わず、避けてしまった(゜o゜;


もちろん、今時の3Dだから、そればっかりじゃなく、物の見え方に奥行きがあるんだけど…


オープニングのクレジットで、船がたくさん係留された港が上空から映し出される場面の3Dは、奥行きが感じられて、最初は目がついて行かなかった(^_^;


お話の方は、中国・明の時代…と言っても、「あぁ、あの頃ね」って言えるほど中国の歴史を知らないので、とりあえず、昔々のお話。


中国のお話特有の心根が腐った役人達の横暴が蔓延って、腐りきった宮殿での役人達の勢力争いが発端(ーー;)


もう、ワンパターンのようだね…役人の腐敗…


そして、ここからがちょっと違うんだ。


中国版「仕事人」のような役回りで、腐った役人達の成敗をするのが、ジェット・リー!!


悪人成敗の旅で、かつて縁のあった女剣士と会ったり、60年に1度の砂嵐でかつての黄金の宮殿が現れるのを待ちわびている韃靼人や砂漠の宿屋を営む男達と共に、腐敗役人と戦うことになったり…


いわゆる勧善懲悪型の冒険映画的な…(^-^;


こういうの好き(^_^)v


正直、あんまり期待はしてなかった。なぜなら、まだ公開してさほど経ってないのに、来週からは上映回数がガクンと減っちゃうから…


だから、まだ回数多いうちにと思って、急遽観に行くことにしたくらいで…(^-^;)


でも、予想以上に面白かったなぁ!!


裏切りや陰謀が蔓延っている時代設定なのに、ジェット・リーと出会う人達は、お互いに少しは打算を持って集まったくせにイザとなると、意外にも「信義」を重んじちゃったりする!!


こんな人間的にカッコいい登場人物達の「戦い」は、いわゆる香港ノワール系ね(^_-)


こんな3D映画なら、また観たいなぁ(*^_^*)