リュ・ドックァン君が天才医学博士・ハン・ジヌに扮し、稀少疾患に起因する事件の解決に活躍するドラマ・シリーズの第3弾!!
韓国ドラマはどれも長く、1話45分で全10話程度で終了してしまう日本のドラマに馴染んでしまった私は、思い入れ出来ない話だと倍速視聴をしてしまうんですが、このシリーズだけは1秒も早送りしませんね(^_^)v
とにかく、第1シーズンの面白さたるや!!
解剖シーンなど、結構グロテスクで参りましたが、普通の解剖を経てもなお解明できない「稀少疾患」の可能性を導き出して、事件解決の正しい道筋を示すお話に、感動しちゃった。
第2シーズンは、解剖シーンの描き方がかなりソフトになって、それぞれキャラクターも前面押しになって…
そして、第3シーズン!!
なんと、カン刑事がアメリカに研修(゜o゜;
今までの大学の付属機関という扱いから少々変わって、法医官事務所をホームベースに。事件を扱う警察も「広域班」となり、より専門的な立場になった。
相変わらず、解剖で扱う遺体は稀少疾患が疑われる。
ただ、稀少疾患ゆえに事件になったというより、事件の被害者が稀少疾患を持っていて、それ故に事件解決に手がかりを残した…そういう展開が多かった。
それに、被害者達が稀少疾患に悩み、苦しみ、ここに至るという話の運びが多く、泣かされました(T_T)
稀少疾患ゆえのまわりの無理解…
彼らの苦しみに寄り添った描き方は、とても好感が持てるし、ここで扱う稀少疾患を単に変わっている病気として扱わないのが作る側の誠実さとも思える。
稀少疾患を逆手に取った猟奇殺人犯が出てくるけど、前半のお話に触れていると、その犯人が憎くて仕方なくなる。
こんなヤツはやっつけてしまえ!!と。地獄に落ちてもまだ足りないって!!
カン刑事と交代で登場したおっちゃん刑事、アン・ネサン氏…ぺ刑事
彼が熱い正義感とオヤジならでは道徳観を前面に出して、新しい雰囲気を出してて、これがまた良かった。
そして、最終エピソード…
まさかの展開、まさかのまさかの…
ジヌは覚醒して、いわゆる多重人格者となって…
よく出来てるし、面白い!!量的にもちょうど良い(^_^)v
最終話で犯人として登場する俳優さん、名前忘れちゃったけど、最近見る子だな…なんと、うちの長男と同い年(゜o゜;)
なんと、逞しく、大人びて…男らしさを追求する(!?)韓国俳優ならではだ。我が家のへなちょこ長男とは大違い(^-^;)
とにかく、一気に見られる面白さ!!
ラストに顔を見せるカン刑事…イ・ビョンホン版「アイリス」のラストを思い起こさせるねぇ…約束の場所で待つキム・テヒちゃんを!!