今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

私は王である!


「宮」で一躍スターの仲間入りを果たし、日本でも人気のチュ・ジフン氏の除隊後初仕事の映画「私は王である!」が公開されました(^_^)v


「宮」に熱狂した者としては、とりあえず、劇場に行くのはお勤めのようでもありますね(^_^;


というわけで、事前にネットで席を確保して、劇場・丸の内ピカデリーへ!!


このピカデリーのネット予約は、座席のピンポイント指定ができません(ToT)あり得ないよね、この時代に(x_x)


上手いこと、通路側席だから、良かったものの…また、ピカデリー3はマリオンの新館だから、入口も違うし、劇場の広さの割にスクリーンがデカいから、少〜し座席にもたれて観るような形になるので、真ん中より後方が圧倒的に観やすい!!


以前の鑑賞時も失敗して中央付近の席にしちゃったんだな(ーー;)今度は気をつけよう!!


前置きがやたらと長くなりましたが、さぁ、本編の感想です!!


この映画、主要キャスト陣で、初めてお見かけするのはチルドクだっけ、ヌイの方の恋人役イ・ハニさんだけ…あとは、子役ちゃんから、お役人から、次から次へと名脇役さんがドドドドド〜ッとご登場!!


ジフン氏含め、みんな上手いから安心して観てられる。


ハングルを作った世宗大王の世子時代のお話。三男なのを良いことに大好きな読書に耽り、国のことなんか二の次で勝手気ままに過ごしてた彼は、父王の大英断のあおりを受け、2人の兄を飛び越して、王の後継者である世子に命じられてしまう。


単なる父親ではない、王だからね…王命に背くわけにはいかないし…なにしろ、気の弱い王子はビビりまくりで、王宮殿を抜け出してしまう。


ありがたいことに自分に瓜二つの男が、彼の留守中に世子として振る舞う。彼も大変だったろうけど、世子だって、もう大変(>.<)


王様とわずかな臣官達で決めた「決まり事」は民衆達を苦しめてばかり!!


その現実を自分の目で、しかと見届けちゃう。そして、目覚めちゃうんだな…民のための国づくりに!!


途中、子役ちゃんとのシーンで、離れ離れになった母親と妹に会いたいという彼女の望みを聞き、手紙を書くことを勧める世子。


しかし、この時代、手紙は漢語で書くもので、教育を受ける機会の無かった一般の民には話し言葉での伝達以外に手段がないことを知る世子…


ほんの些細なシーンで、特に印象づけるような場面でも無かったけど、これが王位に就いてからハングルの制定に力を尽くしていく王の根幹になる思いなのかと…


民も字を学ばなくてはならぬ…そう、彼が子役ちゃんに話す場面。ある意味、凄〜く深いシーンなのね。