今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

韓国ドラマ「ザ・ミュージカル」


WOWOWで放送中の「ファントム(原題:幽霊ユリョン)」にカメオ出演したチェ・ダニエル君ご出演ということで、DVDを全巻レンタルして鑑賞!!


正直、なんてことないラブストーリー。


ミュージカルが大好きで、ミュージカル女優を目指すコ・ウンビと天才作曲家として名を馳せながら、ミュージカル女優との過去の恋愛がトラウマになり、ミュージカル界とは距離を置いていたホン・ジェイの運命的な出会いに始まる物語。


ウンビのたぐい希な才能にいち早く気づいたジェイ。


しかし、当の本人は自分の才能に気づかず、ジェイの話も信じきれていない。


ジェイは、ウンビをミュージカル女優として花開かせるために封印していたミュージカル曲の作曲を請け負う。


かつての仲間で、売れない劇団の仕事ではあるが、ウンビを舞台に立たせるために彼は立ち上がる。


6年前、ミュージカルの世界からジェイが離れていくきっかけを作ったのは、今やミュージカル・スターとしてその名をとどろかすぺ・ガンヒ。


彼女は、婚約者であり、有名演出家の男と新進作曲家として注目されてきたホン・ジェイとの間で揺れ動くのだが、結局、女優としての自分を取り、ジェイの元を離れ、演出家と結婚した。


その彼女は、ジェイが再びミュージカル曲を書くことになったと知り、さらに、彼をその気にさせたのは名もない新人女優だと知り、かつてのジェイへの想いを再びたぎらせていく…


どこの世界もスターは奔放ね(°°;)


ジェイとウンビの師弟関係に割って入り、ジェイ達が準備していた公演に強引に参加してくるなど、やりたい放題なのだ。


ジェイは、ガンヒとやり直す気持ちなんてさらさらないのだけれど、ガンヒは確かにまだジェイに気持ちが残っているのは間違いないだろうけど、どちらかというと、過去に付き合った男が自分と同じ世界に身を置く女で、しかも自分からしたら、まだまだ駆け出しの女優に入れ込んでるのが腹立たしいのだろう。


ジェイの拒絶を受けながらも、大いなる自信を漲らせて、2人の間を引き裂いていく。


ジェイはジェイで、ガンヒと別れてからというもの、来る者は拒まず的な恋愛ゲームのようにしか女性とはつき合ってこなかったから、ウンビへの想いが素晴らしい才能を見出したことによるものなのか、純粋にウンビへの愛なのか、判断がつかないでいる。


ウンビだって、大先輩であるガンヒのあからさまな妨害の中で、先輩より、ジェイを選ぶほど、彼を信じきれていない。


こうした、微妙な関係の中で、ウンビにはミュージカルの投資家との距離が近づくきっかけが出来、ジェイには友人の演出家が使い込んでしまった金の返済のために厳しい契約条件が付いたアイドルグループのための作曲の仕事が決まり…


2人の間には大きな隔たりが出来てしまう。


投資家のアプローチもさることながら、ジェイを担当する音楽プロデューサーの女もまた積極的に彼を囲い込んでいく。


ウンビもジェイもお互いのことが気にかかって仕方ないのに…


それぞれ身動き出来ない「契約」の罠にハマり、全てを諦めかける。


結局、自分がウンビを見出したことをジェイはしっかり思い出す。


かなり、強引な手に出て、ガンヒや契約違反と騒ぐ音楽プロデューサーを振り切り、ジェイはウンビの元に出向く。


そして、彼女の気持ちを確かめ、少しずつ元に戻していこうと一緒に手を携えて進んで行くことに決めるのだ。


人を愛したこともないし、愛されたことも無いというウンビがジェイに伝える。


先生が自分を思ってくれるなら、愛されてみたい…と。


母親に捨てられたことがずっとトラウマになって、人を信じきることが出来なかったウンビ…


かつての恋愛のツラい思いが、作曲家としての道を閉ざす引き金になったジェイ…


2人はその出会いをきっかけにそれぞれの壁を乗り越えていく。


結局、お話はあくまでもこの2人のラブストーリーなワケで、まわりの参加者(!?)たちはそれぞれの道を進むことになる。


運命の愛はあるのだというお話と理解しておこうと思う(^-^;)


ウンビ役のク・ヘソンは、ジェイ役のチェ・ダニエルより2つか3つ年上なんだけど(^_^;


ダニエル君は今回も年齢より上の役を演じてらっしゃった模様(^-^;


でも、メガネ・ダニエルはやっぱりカッコいいです(^_-)


ドラマのお話自体は、どんな山あり谷ありでも「運命」は勝つみたいなお話なので、最初からジェイとウンビが自分の気持ちに気づいて、揺らがずにいれば、ドラマになんかならないようなお話…それを言っちゃうと身も蓋もない(・_・;)


でも、ダニエル君のカッコいいとこを楽しみたいなら、良いんじゃないでしょうか(^-^;