チョン・ジェヨンさんがご出演の映画にハズレは絶対にない!!
それは、ハン・ジミンちゃんの出演するドラマにハズレが無いのと同じくらいの確率(^_^)v
そう言えば、ハン・ジミンちゃんの次回作(映画)はチョン・ジェヨンさんと共演だとか…(^-^;)
さて、韓流大好きおば様方が、こぞって押し掛ける「殺人の告白」をやっと観てきました(^_^)v
まず、面白い!!
もう、こういう系統の韓国映画には、ホントにハズレは無い!!
もう、完全に日本映画は置いてかれちゃってる(ToT)
なんだろう…
カーチェイスにしたって、嘘みたいに笑えるほど無茶苦茶なんだけど、成立しちゃってるんだよねぇ!!
邦画は、カッコ良さだけ追究しちゃってる感じ。カッコ良さなら、莫大な金かけてるハリウッドにかなうはずがない…
そうならば、その作品の作り手や作った環境に派生する独自の「良さ」を追究したら、良いのに…
韓国映画の作り手の人たちは、そういう独自の「色」を自覚してるのか、命の奥まで染み渡ってるのか…
しかも、本作は、血がどば〜ッと出るワケでもないし、グロさもエグさも際立つものは無いし、パク・シフ君お目当てのおば様方でも十分に堪能できる。
着眼点が新しいというか、ポン・ジュノ監督の「殺人の追憶」と題材を同じにする辺りがニクいじゃない。
韓国にある三大未解決事件の1つをポン・ジュノ監督とは別な視点で描き出している。
時効になった連続殺人事件の真犯人として名乗りを上げた青年が、犯人しか知り得ない状況を本にして出版したところから、「事件」は再び動き始める。
美しい笑顔を見せる青年が、まるでスターのようにマスコミに取り上げられる。そして、とうとう、当時の事件担当刑事と青年との直接対決がテレビで放送されることに…
そして、真犯人と名乗る青年が、刑事の恋人であり、連続殺人の最後の犠牲者とされていながら、未だ遺体の見つかっていない女性についての証言で曖昧な対応をしたところ、その不自然さを指摘する電話が入る。
「J」と名乗る電話の主が、登場し、その姿を晒してから、物語は加速度を増し、一気にラストへ突っ走る。
後半からのスピード感はさすがの韓国映画でございます。
その加速された中で、さりげないドンデン返しの種明かしとか、正義は勝つという王道のラストとかあるんだけど…
とりあえず、種明かしは、まぁ予想の範囲内で「あぁ、やっぱりね」って感じでね。ラストもあぁ、こうやって締めちゃったんだ…って。
あのラスト、どうなのかね…
スッゴく面白かったんだけど、カーチェイとか手に汗握っちゃったんだけど、あのラストにはちょっとなぁ(°°;)同じドンデン返し系なら、全く救いようは無いけど、私は「共謀者」を取るかなぁ〜って(^-^;
それともう1つ!!
「J 」が、不気味でも無く、怪しくもなく、普通の人だったのが、なんとも…普通の人となんら変わらない殺人鬼って、ある意味、これほど怖いものは無い!!
お話の内容で、ちょっと分かりにくいとこあったんだけど、そこを誰かに確認すると、明らかに超ネタバレになるので、止めておきます(~。~;)?
しかし、その発生当時、大きな話題になった未解決事件を映画化して、独自の視点を示す映画の「力」ってスゴいよね。
「カエル少年」もそうだし…あれ、あともう1つあったね…
またまた、韓国映画の底力にやられた私(^_^;