なんだかんだ言って、結局、「共謀者」を2回観に行ってしまった(^^*)
あんなに真剣に観てたのに、結構見落としてるとこあって、笑っちまった(°°;)
主人公たちが船で公海上に出たところで、始まるヤバい仕事…そんなヤバいお仕事をなさってるわりにはボケてるんだよね…
正直、だから、あんた達はダメなんだよって!!
こんな人間くさい男達が、臓器の密売なんて出来そうもないよ。
だから、その見張り役として、「あの男」は登場するの?
どうも、「あの男」が妻を見失った可哀想な男を演じてるのが理解できない。
妻がいなくなったのは、確かに気の毒で…でも、あそこまで作り込んで妻がいなくなった男を演じたのは別な意味があったの?
例えば、自分は死んだことにして、自分以外の男達を警察に捕まえさせ、自分は別な名前で更にのし上がるため?
ラストを観るかぎりそんな感じだよね。
かつては、他の保険調査員と机を並べていたのに、スカイラウンジまで登り詰めちゃってたよ(・_・;)
しかも、お名前聞かれて「ニヤッ」と不敵に笑うあの顔が怖い((゜o゜;)
メガネの形は変わってるけど、同じスーツ姿なのに、なんなの〜(°°;)
監督さんからキャスティングのお願い手紙が届いたというから、スゴい。
これはチェ・ダニエルという俳優だから成立したドンデン返しだと思う。
彼は今までの出演作のイメージから、ハイテンションで空気読めないキャラはもうピカ一だし、メガネ姿がカッコいいヨン様系の俳優で、同世代の俳優と並べば、本人は童顔だと言うけど、圧倒的に老けてる…
でも、けっして悪人面ではない!!
そこが監督の「狙い」なんだろうなぁ。
もう1人の主人公を演じるイム・チャンジョン氏もバラエティの出演で人気を博し、どちらかと言えば、コメディを演じることの多い俳優さんなんだって(^^*
世間のイメージをひっくり返すようなキャスティングで、単に驚かせるんじゃなくて、しっかり演じることの出来る俳優をそこに持ってくる。
確かに、手紙出してでも頼みたくなるよなぁ(^_^;
あっ!!
そうそう、日本公開版のエンドロールは、若手ロックバンドの誰さんだったか忘れたけど、「砂時計」というカッコいい曲が流れてるんだけど、韓国公開版は、救いようのない締めから不気味なダニエル君の笑顔の後、超淡々としたリズムの曲が流れ、そのままジ・エンド!!
この方が怖いよ…救いようの無さが強調されちゃうよ(・_・;)
お話の展開自体は「殺人の告白」の方がこなれた感はあるように思うけど、あのラストがねぇ〜
あのラストはちょっとねぇ〜
救いのない不気味なラストと正義は勝つという希望の見えるラスト…
でもさぁ、映画だからさぁ、やっぱり、救いの見えないラストの方がインパクトあるじゃん(^_-)
「ある会社員」、「殺人の告白」、「共謀者」…
どれも、基本ハズレ無し(*^_^*)今年も韓国映画はスゴいです