今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

ポイントブランク 標的にされた男


ヒュートラ渋谷にて鑑賞。
ヒュートラ渋谷は有楽町よりスクリーンも大きいけど、我が家からは遠いのだ。


だから、ふらっと観に行くわけにもいかないので、大変なんだ。それでも、この映画は観たかったから…


リュ・スンリョンssiご出演の映画にまずハズレは無い。韓国映画界には、ハズレの無い役者が多過ぎるo(^o^)o


最近は、個人的に劇場スケジュールを組む時、韓国映画の公開スケジュールをチェックしてから、全て始めるくらいだから(笑)


しっかり、オリジナルの「この愛のために撃て」をDVDで観てから、鑑賞。


終映後、もう1回オリジナルを観たいなぁと思った。


もちろん、リメイクだから、ストーリーの柱といえる部分は踏襲してるんだけど、そこにフランス映画には無い韓国映画ならではの深い情が絡んでくる。


「情」がベースになるから、どうしてもスピード感などはちょっと削がれてしまうけど、それに替わるアクションが導入され、オリジナルに無い独自の色が出てる。


警察署内での銃撃戦なんて、なんでもあり過ぎて、驚くよ‼‼あはははは


警察の中の悪の黒幕を捕まえるとこにはあんまり重点が置かれてない。オリジナルはそこんとこ、結構ポイントだった気がするんだけど…


ベースは一緒だけど、あくまで別物。あとは、観る側の好みだと思う。


全編通して、別物として観てた私だけど、ラストだけは「そうきたかぁ〜」って思った。


このラスト、もろ韓国映画って感じ。


諸悪の根源は深い深いところにあって、あなた達には見えないのだ…という始末の仕方‼‼


観てる私たちにもタネ明かしせずに終わっちゃうラスト。そして、偉くなればなるほど、悪を飲み込んでいく警察幹部という印象を残すことになり、これまた「ザ・韓国映画」って感じだった。


その独自の色とらしいラスト。


十分楽しめるので、お勧めだ‼


ただし、私個人的には、ラストの仕上げ方は、オリジナルだな( ´ ▽ ` )ノ


あのラストだって、「そうきたかぁ〜」って思ったもん(笑)


オリジナルの監督さんが、カンヌでこの「標的」を観て、大絶賛だったというのも頷ける。


リメイクだろうが、なんだろうが、オリジナルに負けない独自性を持たせて、それでも、オリジナルを観てる人間を納得させられる映画を作ってしまう。


韓国映画界の凄さが羨ましい。


リュ・スンリョンssi、既に次回作も話題作に。朝鮮時代の海戦の…これは本国では大ヒットらしいけど、日本で公開するかねぇ。歴史的に日本と関係ありそうなのは、そう簡単に公開決まらないだろうし…


まぁ、観て楽しい映画をまた観たいね‼