今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

ベルリン・ファイル


試写会@中野ZEROにて、鑑賞!!


7月13日に公開になる「ベルリン・ファイル」を試写会にて、お先に鑑賞させてもらいました!!


まずは、オープニング…


これは、公式サイトのキャンペーンで特別公開された部分だよね、確か。異様に洗練されててカッコいいのだ!!


名前の文字がハングルで打ち出されているので、韓国映画なんだと思うけど、名前の横には英語表記も並列してるので、そっち優先でも良いくらいだなって…


いきなり、傷をつくって帰ってくるハ・ジョンウ…


傷の治療をして、ちょっぴり考え事をしてる風なハ・ジョンウ…


しかし、この先は考え事も出来ないほど、スピーディーな展開でスクリーンから目を離せません!!


物語の舞台はベルリン。かつて、北朝鮮の外交上大切な要所となった土地らしい。その名残もあるのだろう。国の英雄であるスパイの主人公はベルリンを拠点に活動していた。


「英雄」であるがために、身動きできなくなってくる彼には、大使館職員の妻がいる。


スパイや正義の味方に大切な家族がいると…それだけで、お話は1つ出来上がる。


国や自分の任務に忠実だったために、権力に囚われた者にはかえって扱いやすい存在だったのかもしれない。裏切り者として 、追われる側になったスパイの哀しい物語ですが、悲しさにどっぷりハマらないのは、彼の超人ぶりのおかげかな(^-^;


唖然とするぐらい不死身(゜o゜;


途中で爪とか伸びてくるんじゃないかと思ったもん(^-^;そして、ウルヴァリンの親戚かもと…(^_^;


でも、そんな突っ込む暇も隙も無いスピーディーな展開で、草原の1軒屋までたどり着く(^-^;)


終映後、韓流おばさまのような方がおっしゃっていましたが、スパイの絡みとか少し予備知識があった方が良いかも…


チラシで少し学習できますので…


小さな日常を細かく長い時間をかけて描く韓国ドラマに馴染んでるおばさま達には、説明も無く、物語の真ん中にドド〜ンと突入しちゃうこんな映画は説明不足にうつるらしい…(・_・;)


面倒くさいことが嫌いな私には、説明不足は気にならないが、映画って時間無いし、そんなもんだよね(^-^;


まぁ、北も南もいろいろあって、スパイのお友達はやっぱりスパイで、でも、そうした絡み合った関係の中で、1組の夫婦だけには真実の愛があったというお話。


ラストはとある有名映画を彷彿とさせる締め方で、監督さんの趣味趣向が伺えるわ(^_-)


どこまでも奥が深い、観た者に次への想像を抱かせるスパイの活躍に乞うご期待って感じかな…


オープニングとラストが1番ワクワクした*1


大きなスクリーンでご覧になることをお勧めします。

それと…

物語的感動やスパイの悲哀を求める方にはちょっと違うかも…

それと…

主要3名の登場人物…英語、上手くない?30代半ば以降の業界人は英語を使えるって聞いてたけど、それにしても上手くない?

全然違和感無かった…こういうとこも、日本映画が置いてかれてる感を抱いちゃう原因の1つではあるような…(x_x)

*1:o(^-^)o