久々に公開初日鑑賞!!
得意のサービスデー鑑賞なので、2D字幕版を選択(^_^;
でも…
観終わっての感想で申し訳ないけれど、2Dで十分楽しめると思った(^-^;
さて、本編の感想!!
まずは幸せな家族の朝の風景。忙しそうに出かける妻と娘2人。車で送る夫は近頃転職したらしい。前職は家族と離ればなれで、危険な仕事だったらしい。
「らしい」というなんともあやふやな印象で始まる本編。
車が街中に差し掛かると、ひどい渋滞にハマり…
こうして始まった何気ない朝の風景が、1台の暴走トラックの出現で地獄絵図に変わる。
なぜ、トラックは暴走してるのか…その理由はすぐにスクリーンに映し出される。
暴走トラック以上の勢いで人間の波が押し寄せる。逃げる人に飛びかかる人…
ゾンビだ(゜o゜;)ゾンビが襲ってくる!!噛みつかれたら、自分もゾンビになってしまう。この恐怖の情報が映像だけで示される。何の説明もない。
観客は一気に騒動の渦中に放り込まれる。
命からがらゾンビの嵐をかき分けて逃げる主人公一家に入る1本の電話。
コレで、主人公の危険な前職が明らかになる。国連の調査員…国連が関与する全ての出来事を現地に行って、調査・分析を行うエキスパート。軍隊について紛争地帯に入ることは度々で、任務中は命の危険にさらされる。
そうした、張り詰めた現場で、主人公は冷静な分析力と現場の状況に即した判断を瞬時に下して行動に移すという能力を身につける。
途中で助けてくれた家族は、結局、息子以外ゾンビとなり、無事だった息子の目の前で主人公はその父親を殺害する。
ギリギリの場面で、ギリギリの選択をしながら、その少年を伴って、軍の空母に身を寄せるが、それは家族を人質に取られたのも同じ…
ここから、主人公の闘いが始まる。
世界同時進行で発生したゾンビ禍…各地で、解決のために闘う人々の元を巡り、主人公は1つの結論を掴む。
なにしろ、この主人公がタフ!!こんなにタフな役をブラピが演じてるワケだが、これがなかなか良かった(^_-)
全編通して、タフでタイトな闘いに突き進むブラピを観られるが、他の役者で通しで出る人はいない。
ゾンビ対策の「希望の星」だって、ゾンビじゃなくて、ほぼ自爆に近い事故で亡くなってしまう。アメリカを舞台にしたパニックムービーでは必ずや主人公の近くに存在する大統領だって、知らぬ間にゾンビにやられてた(゜o゜;)
結局、主人公が闘いの真ん中で奮闘するのだが、これが「ヒーロー」として描かれていない(゜o゜;)
つまり、話がこちらの思い通りに進まない。ちょびっとずつ、ちょびっとずつ、意表をついて話が進んでいくのね。だから、スクリーンから目が離せない!!
それから、ゾンビの描写が!!
あんなに大量に発生し、気が狂ったように暴れまくるゾンビの姿に圧倒される。
結局、主人公の奮闘の甲斐あって、ひとまず、ゾンビ・ウィルスへの対抗策は出来るんだけど、まだまだ世界の各地ではゾンビの力に負けてるところもあって…
闘いはまだ続くのだと言うメッセージで映画は終わる。
闘いは続くと言いながら、とても続編が出来る話とは思えないし、多分、普通のゾンビ映画とは違うんだろうなぁ。
とにかく、面白かった(^_^)v