今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

鑑定士と顔のない依頼人


昨年最後に劇場で観た映画の感想を忘れていたぁ〜(゜o゜;)


既に年末年始のお休みに入っていて、自分的には感想をアップしたつもりになっておりました(;^_^A


こちらはTOHOシネマズシャンテで上映を開始して、連日満席状態だったとか…


そして、上映館が増えるのを待って、鑑賞。なにしろ、増えた上映館が地元だったワケで!!


こういう驚きは嬉しいサプライズ(*^^)v










では、本編感想。


とにかく、面白い!!


ジェフリー・ラッシュは最高!!


そして、なんの前触れもなく訪れるラストのどんでん返しはさすがです、ジュゼッペ・トルナトーレ!!


いやぁ〜、参った、参った(^_^;









オークションを差配する鑑定士の男にかなり強引に鑑定を依頼する電話が入る。


寂れた豪邸には数々の年代物の家具や美術品があるのだが、持ち主の女は礼儀知らずで身勝手な対応をして、鑑定士を振り回す。


怒り心頭の鑑定士だが、なぜかその依頼人が気にかかり、結局、依頼人の「病い」を知ることになる。


彼女に惹かれていく鑑定士。彼女の心の支えになろうとする鑑定士。


鑑定の仕事で知り合った修理工の青年に恋愛相談をするほど彼女にのめり込んでいく。


そして…


あれほど熱心に勤めてきた鑑定士の仕事を辞め、彼女との時間を作ろうと決意した時、彼は全てを知ることになる。


え〜〜〜〜っ??(OωO; )


そんなラスト〜ぉ!!!


冷静に考えれば、こんなプロットはありそうなもんだけど、ホントになんの前触れもなく(前触れを感じることもなく…が正解!!)、突然の種明かし!!


してやられたって感じ。


今までも「どんでん返し」がウリの映画はいっぱいあったけど、これはそんなのウリにしてなかったし、そんな匂いすら感じさせないでラストまで引っ張るワケで…


もう、これ1本で何本もの映画を観たような気になってくる。


1本で違う色合いの映画を何本も観た感触を得られるという意味ね!!


いやいや、1年の最後をこんな映画で締めくくれるなんて最高\(^o^)/


やっぱり、ジュゼッペ・トルナトーレ監督は最高です!!








この映画のキャンペーンで、リピーター割引をしてたんだけど、私たちもちょっと便乗(^◇^;)


でも、こういう映画は2回目は別な味わいと言うより、どこで騙されたのか見極めてやろ〜的な感情が働くので、いたって普通のシーンでは睡魔と闘うのが精一杯(;^_^A


微妙なセリフや気になるシーンの解釈の違いをチエックするくらいで、なんの楽しみも無かった(^_^;


やっぱり最初のショックが大きすぎたな…(゜o゜;)


でも、ホントに面白い映画だった。