今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

ビフォア・ミッドナイト


試写会にて鑑賞…


まず、試写会でなければ、絶対観ない系統の映画です。


そして、試写会で観せてもらったからと言って、この系統に目から鱗というワケにはいかなかったという…


まず、この映画には絶対にお金は払わない。


ごめんなさいねぇ(;^_^A


「ビフォア…」で始まるタイトルで、運命的な偶然の出会いから恋に落ちた第1作、その9年後にそれぞれ別な生活をする中で再会した第2作、さらに9年経って、2人で新出発をしたその後を…


つまり、18年の歳月を同じ主演で描く映画。


基本的に9年間を見せるのではなくて、その中の1日をスクリーンに映し出している。


今回の1日は、夏のバカンスを物書きの大御所の招待を受け、ギリシャで過ごしている2人のこれからを暗示する…


普段は双子の娘達中心の生活が当たり前になった2人に友人がホテルでの2人きりの一晩をプレゼントしたことから、久しぶりに交わされる2人きりの会話。


普段の思いが溜まりに溜まった2人の超会話劇…


夫婦喧嘩は犬も喰わない…


中年に差し掛かった夫婦の痴話喧嘩を延々と聞かされる…


ある意味、平和で問題がホントの問題になってない夫婦の姿。


たまに痴話喧嘩して、ガス抜きをしながら、軌道修正をしては前に進む…これは、中年夫婦の理想の姿じゃないかと思う。


正直、痴話喧嘩の果ては目に見えてるし、会話劇の途中からは正直ダレちゃって、上映時間以上に長く感じた。


私はこういう映画はダメみたい。


夫婦のやりとりをセンスがあるとみる向きには納得の映画かもしれないけど…


「お前の考えてることなんか、全部お見通しだよ」
「お前と半年以上付き合えるヤツいたら、連れてこい」


これは、主演のイーサン・ホークが奥さんに言った言葉なんだけど、超笑った(^◇^;)


私が相方によく言われてる言葉(゜o゜;)


いかに自分は努力して、君と一緒にいるのか…分かってる?


っていう意味の言葉なんですけどね(°°;)


しかも、私と相方は2人でいるときはよく喋ってる…相方曰く、喋ってるのは一方的にお前だけで、俺は相槌うってるだけだろって!!


まぁ、確かに私の話を辛抱強く聞いてくれるし、その上、最後まで聞いて、納得できる的確な意見をくれてるけど…


そりゃあ、たまにはキレて、ガツンと言われるけど…(T^T)


スクリーン上で進む夫婦の会話が自分たちの会話と重なる部分が多くて、映画で観るまでもないなぁと…(^_^;


言いたいこと言って、出て行ったとしても多分私には行くとこが無いし…


結局、スタバかなんかで暇つぶすしかないし…


そして、相方はどうせ行くとこ無いのは知ってるから、迎えに来てくれるだろうし…


ねっ!!


細かいとこはそれぞれの夫婦のあり方で違いはあるけど、大まかな流れは映画と一緒でしょ?(観た人にしか分からないか…)


だから、別に映画で観なくても、普段の自分の生活を振り返れば…


そんな映画。