今回は付き合いとか暇潰しとかじゃなくて、ちゃんと見たいと思って、DVD探して見た映画ですd(゚∀゚。)
「ラヴレース」
「the Call」
「アイデンティティ」
上記3本
まず「ラヴレース」
私の好きじゃない、いやむしろ嫌いな女優のアマンダ・セイフライド主演。
一世を風靡した伝説のポルノ女優ラヴレースのお話。
好きな男の妻になり、彼が借金を抱えるとその代償としてポルノ女優として売られてしまった女。
その後の人生をポルノ女優というレッテルを貼られて生きることがどれほど辛かったのか…
性的虐待と暴力によって、洗脳されてしまった彼女が、真実を伝えるために立ち上がるまでの話。
実在した人物のこうした裏話は、関係者たちそれぞれの立場や思惑もあって、この映画の話が全て真実とは考えにくいけれど、まぁ、苦労したんだな…と。
そして、相変わらず、アマンダ・セイフライドは簡単に脱ぐんだなと。
脱ぐ割には貧相なボディラインだなと。
「レ・ミゼラブル」がヒットしてた頃のどこかの映画祭に恐ろしく奇抜なアイメイクをして登場し、みんな度肝を抜かれたけれど、この脱ぎっぷりを見るにあのメイクをチョイスするセンスがアマンダの本質なのかな…と。
結局、演じたラヴレース同様のレッテルを簡単に貼られてしまうタイプの女優さん。
なんか、作品同様に残念感がいっぱい(笑)
次は「the Call」
911のオペレーターにかかってきた緊急通報。
両親のいない家に1人留守番をするブロンドの少女からの通報は誰かが侵入してくるという緊迫したもの。
オペレーターの機転で一時は危機を脱したかにみえたが、突然電話が切れて、集中を切らして慌てたオペレーターはリダイヤルして少女を呼び出してしまう。
そして、この音を聞きつけた侵入者は再び立ち戻り、少女を誘拐し、殺害する。
この事件がトラウマになり、オペレーターは第一線から退き、教育係としての日々を送る。
そして、新人教育で通信指令室を訪れた時、新たな事件が起こる。
オペレーターはパニックに陥りそうになりながらも電話のむこうの少女を励まし続け、犯人を追い詰めていく。
犯人を捕らえ、少女を救い出したオペレーターはラストで、少女と共に恐ろしい結末を用意する。
もうびっくりΣ(゚д゚lll)
全編にわたり、テンポも良く、ハラハラするシーンもあって思わぬ掘り出し物的な映画。
ラストの選択はアメリカ的というか、邦画じゃ絶対お目にはかかれないなぁと。
面白かった。
最後は「アイデンティティ」
ジョン・キューザック以外は、悪役で見たことあるような俳優さんが何人か…
この映画は「LUCY」紹介の記事で、「脳」にまつわる映画としてラストのどんでん返しが秀逸だと紹介されていた。
2003年の映画だから、もう10年以上前の作品。それにしても、ジョン・キューザックは老けないわねぇ(笑)
最初は登場人物たちが次々と紹介され、頭を整理していくのが大変。
でも、これから起こる事件の犯人を示唆するポイントはちゃんと描かれてたんだよね。後になって、そのことに気づくわけだけど…
そして、次々と紹介された登場人物たちは豪雨に見舞われた町でたった1軒明かりの灯るモーテルに集まってくる。
ここで、起きる連続殺人事件を元刑事のジョンが解決していくのだけど…
良く気をつけてれば、誰が犯人かは途中で想像がつくんだけど、どうしても解決できない不可解さがつきまとう。
その不可解さがこの映画の真髄。不可解じゃなかったら、この映画は成り立たないわけで…
いやいや、すっかり騙された‼
見終わって、「うぉ〜」っと言ってしまう。そういう映画だ。
これは面白い。こんな面白いのを見た後に賛否両論極端な「LUCY」を楽しめるだろうか。そんなことすら感じでしまう。
これはオススメなので、未見の方は是非‼