なにしろ、「TED」の監督、セス・マクファーレンの新作だから、まとまなワケがない(笑)
しかも、本作の予告ではTEDが普通に登場して、何の宣伝してるんだって感じ(汗)
シャレで例えば部屋の飾り物として、TEDがカメオで登場するんじゃないかと淡い期待をよせたりして…
しかし、まぁ変態クマが登場しなくても、十分お下劣でゲスな映画に仕上がっておりました(笑)
なにしろ、ブラックが基調なので、まともな王道の演技を見せるシャーリーズ・セロンやリーアム・ニーソンがどんなふうにこの世界にフィットしていくのか気になるところだったけど…
そこはさすがのお2人。
ブラックな世界でも十分魅力を発揮。
そして、脇に登場したアマンダ・セイフライド。これは笑っちゃったんだけど。今まで彼女の出た映画を何本か観て、私が勝手に思ってた彼女のイメージのままの役で、登場‼
わがままで、意地が悪くて、頭が悪いクセにプライドが高いつまらない女…(非常に悪〜いイメージ…笑)
そういう役が似合うんだよねぇ(ごめんなさい…汗)
今回はまさにそんな可哀想な役で、この部分だけは逆に笑えないというか…(汗)
若いうちは嫌な役もやらないとね(>_<;)
全体の中で、彼女の占める割合はさほどじゃなかったので、それほど腹も立たなかったけど、あんまり見てて楽しい役ではなかったねぇ…
さて、本筋、本筋‼
そこここに映画愛を感じるシーンもあって、ターゲットになってるのはまさしくおっちゃん、おばちゃんなんだろうなと。
だって、「ドク」が出てくるんだから‼そして、観客はほぼみんな大喜び(ง •̀_•́)ง
こういう、大がかりな小ネタが良いよ。
なかなかコメディ系は公開が少ないけど、こうしたいろんな映画への愛に溢れたコメディは別な楽しみ方もあるから。
ストーリーは西部劇としては王道なのだ。悪い奴が町にやってきて、町の男がやっつける…と。
ただ、結果への道筋が一筋縄で行かず、イレギュラーしながら進んでいく。
エンドロールでのカメオさん、なんでご登場?って感じで、笑えるし、呆れるし…
ラストのあの広大なシーンはもっとみんな笑うかと思ったのに。ちょっと多すぎちゃって、なんだか分からなかったのかなぁ(((^_^;)
とにかく、お下劣でかなりブラックだけど、楽しめるし…
ただ、基本はブラックなので、人はやたら死ぬし、おいおいってツッコミ入れたいくらいの危ない映画なんだけどね(((^_^;)
道徳感の強い方は、あまりご覧にならない方がよろしいかと思います(ง •̀_•́)ง
あははははは( ̄▽ ̄*) ・・・