試写にて鑑賞。
劇場公開は11/1(土)。池袋の劇場がトップになってた。あまり大きな規模の公開ではないような…
というのも、試写会場が中野ZEROの「小ホール」‼
大ホールの試写会は何度か行ったことがあるけど、小ホールは初めて(^_^;)
ユアン・マクレガーの新作という以外、あまり期待値もなく、行ってみたら、サプライズ・ゲストのおもしろトークで、思わぬ楽しい試写会となりました。
実は、映画に関しては私の大先輩であるフォロワーさん(私がフォローさせていただいてると言った方が的確…汗)とご一緒したので、なおさら楽しかったわo(^o^)o
タイトルにちなんで、全身ゴールドに塗りたくり、服もバックも髪の毛も全てゴールドというプロ根性の塊のような姿で金の延べ棒を持ってご登場。
トークも軽快で、なかなか示唆に富んだヒントを与えてくれた。
犯罪映画なのに結構眠くなるわよ…とか。字幕が速くて気をつけなさいよ…とか。
冗談が通じない進行のお兄さんは、眠くはならないと思いますって必死に弁明してたけど(笑)
実は、岡本夏生さんのこの発言、すごいポイント突いてるの。
おそらく一生を刑務所で過ごすはずだった男が若い刑務所仲間の手引きで脱獄し、金塊強奪を計画する…というストーリー
このストーリーからして、スピード感溢れる逃亡シーンとか予想しちゃうでしょ?
ところが、どっこい。カーチェイスだって、そんなにハードじゃないし。
お話のポイントは、仲間うちの裏切りや絆で、金塊強奪はあくまでその端緒に過ぎないのだ。
ユアンが仲間に引き入れた若い男は、裏切りが横行する世界で、信頼に基づいた「愛」を貫こうとする。
最後は2人だけが残るけど、互いの信じる道を行く。
そして、「愛」が勝つ‼‼
犯罪映画なのに妙に爽やかな印象が後を引く。観たことない映画と言えるかも…
だから、岡本夏生さんは眠くなったのかも…そして、セリフが意外に少ない。
裏切りに溢れた男たちの世界なのに、意外にもセリフは最小限度の印象。だから、字幕が速いんじゃなくて、字幕が少ないんじゃないかな?
こんな感じで、試写前の岡本夏生さんのトークはおおいに役立ったわけだ(笑)
大作映画には無い味のある映画だと思った。
地味だけど(笑)