初めて行った新宿バルト9。以前にフッテージ試写に行ったことはあったけど、サービスデーの無い映画館は私には無縁だから…
ところが、最近の上映プログラムを見ると、バルト9でしか上映が無い映画もチラホラ。
そこで、ひとまず「シネマチネ」に参戦。
これはバルト9独自のサービスで、平日の15:00〜18:00に上映開始の映画は1400円になるというもの。あれ?時間はこれで合ってたかな?
たまたまプログラムを見たら、「リピーテッド」がシネマチネで上映されるというから、「パイレーツ」を観たTOHOシネマズ新宿から必死に歩きましたよ。
そして、駆けつけた甲斐あって、楽しめました〜。
主演はニコール・キッドマン。
彼女は、本作のような恐怖を演じる映画の方が向いてる。というか、上手い。グレース・ケリーは今一つだったけど、今回は怯えながらも、自分の発見のために突き進む役がぴったり。
お話は唐突に始まる。
主人公は過去の事故が原因で記憶障害を発症し、その記憶は1日しか保てない。
毎朝、彼女は見知らぬ家で目覚め、驚き怯える。ベットに一緒に寝ていた男は言う。自分は夫で、彼女の記憶障害のために毎朝状況を説明ていると…
夫が仕事に出ると、次は家の電話がなり始める。電話の主は、彼女の治療をしている医者だという。
医者の説明がなんだか怪しい。
でも、彼女を黙って世話する夫もこれまたなんだか怪しい。
医者のアドバイスで始めた動画撮影。
記憶を動画に留めることで、彼女は自分の忘れてしまった過去を探し始める。
真実はどこにあるのか。
久しぶりにハラハラした。
あまり期待して無かったんだけど(汗)、サスペンス・スリラーとでも言うのか、十分楽しめた。
ラストは、まぁ想定内ではあったけど、そこに行くまでの過程が良かったと思う。
でも、こんな話あったら、怖いよね。
真実はどこにあるのか。上手く隠されていた。終盤読めちゃうけど、興醒めすることもなく、最後まで集中できる。