雪の予報が出てる晩に急に時間が出来たので劇場へ。久しぶりに買った前売り券で‼
近場のシネコンで1番大きなスクリーン。でも、半分も埋まってなかったなぁ。そして、ドラマの延長のせいか、いろんな世代が来ていて、チリチリ、ガサガサ、あちこちでずっと音がして落ち着かない場内。
まぁ、仕方ないか…
これだから、邦画のタレント押し映画は嫌なんだよね。まぁ、仕方ない。
しかし、原作漫画も知らないし、ドラマも飛び飛びで見ただけなのに、なんで前売り券買ったかなぁ、私σ(^_^;)
なんか期待したんだろうなぁ。
で、事前の予備知識は無くても、ノブナガで死ぬのではなく、サブローに戻るのだろうとは思ってたし、どこで帰るかと言えば、あの時だろうと思ってたら、そのまんまだったゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
そういう意味で、設定は面白いけど、ちゃんとおさえるとこはしっかりやってる感じ。
太陽の存在であるサブローとそれを妬んだ本物の信長。二役に挑んだ小栗君はさすがに上手いなぁと思った。
鎧に身を包んでの大立ち回りは、やはり長身の小栗君や向井君は様になる。前から思ってたけど小栗君の騎乗姿勢は綺麗よね。他の若手の役者さんたちの中では特にその美しさが際立つ。
ベテランの俳優さんで時代劇を多くこなしている役者さんはさすがにその姿勢が美しいけど、若手でそういう人あんまりいないから。
上下に体が触れちゃうとあんまり綺麗に見えないんだよね。時代劇では殺陣にしろ騎乗にしろ、「姿勢」は重要。所作に入るのだろうけど。
ストーリーよりそんな姿や見え方に目が行ってしまった。
そして、全体の流れの中で山田孝之の秀吉だけが妙に違う気がしたのは私だけかなぁ。
山田孝之君が素晴らしい俳優さんなのは知ってるんだけど、やり過ぎなくらい凄いんで、ちょっとバランス悪いっていうか。
本能寺の変を舞台にした本物の信長とサブローのやり取りはあの炎の中で喋り過ぎだし、その後の本物の信長と秀吉のやり取りはちょっと引く。あそこまでの恨みがあったということなんだろうけど…
この作者は秀吉が嫌いなのか?って思ったくらい(•́ε•̀;ก)💦
ラストの柴咲コウのメッセージについては、電気はどうしたんだとか、三郎の居場所はどうしてわかったのかとか、とにかく不思議いっぱいエピソードなんだけど。小さい事は気にしなぁ〜い(•́ε•̀٥)
まぁ、そんな感じでツッコミどころ満載なんだけどね。でも、全体として面白かったから良いかって。ちょっと泣かせるシーンもあったしね。
ただ、合戦シーンの大量人員投入は凄い。テレビドラマの映画化はこういうスケール・アップがあるから面白いけど、その分内容がスカスカになる傾向がある。ドラマの決着ということで、結構詰め込んじゃってるのがどう映るかってとこだろうなぁ。
ドラマからのファンの人には楽しめるのかもね。
最後に1つだけ。高校生17歳のサブローが安土桃山時代で出会った人達はみなお幾つ?お嫁さんも同じくらいだったのかしら?あぁ〜、気になる、気になる。