今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

ヘイトフル・エイト


公開初日に観てきました。と言っても夜の回。3時間近い長尺なので、ちょっと疲れた(•́ε•̀;ก)💦


雪原が映し出されたスクリーン。広大な風景に圧倒される。70mmフィルムで撮影されたため通常よりワイドな画になっているらしい。


その原理はよく分からないけど、確かにスクリーンに映る情報が多い。横長の視点、視界がワイドになっているという感じ。


これは雪原をひた走る馬車が映し出されている時に威力を発揮するのかと思っていたら、それだけじゃない。


雪原に建つ1軒の店に登場人物たちが集まって密室劇になってから、さらに威力を発揮するんだから、驚く。


部屋がワイドに映し出されることで、焦点が置かれた人物の背景がグーッと奥行きを感じさせる。最近の飛び出し系じゃない奥行きを出すための3Dとまた違った感触の奥行きだ。


これだけワイドな画なら劇場で観ないと。テレビで見たら上下がカットされ、小さな画でしか見られない。


そういう意味でも劇場鑑賞が最低条件の映画。


猛吹雪に足止めされた人たちが集まったとある小屋。密室を舞台に、なんだか怪しい人物たちのやり取り。


全部で5章からなる本作。一応、起承転結の流れを汲んでるんだろうけど、「承」のところで、申し訳無いけど、私は寝落ちしそうになって慌ててしまった(•́ε•̀;ก)💦


さすがに2時間48分だからね。「承」は眠くなる╮(๑•́ ₃•̀)╭


でも、第4章の「転」の部分に入ると俄然面白くなって、寝てる暇なんかありません(ง •̀_•́)ง


西部劇特有の一発必中の戦い。ところが、舞台は渇いた荒野ではなくて、どこまでも続く真っ白な雪原。血は飛び散るし、バタバタと人は死ぬし。ワイドなスクリーンに映し出されるのは、ちょっと視点の違う王道の西部劇。


ガラガラの劇場で残念な気もしたけど、途中からは目が釘付けで、そんなのどうでもよくなったなぁ(*゚ε゚*)プッ!!


俳優さんたちも良い味出してた。


ある俳優さんの出演にちょっとビックリ。だって、チラシに出てなかったし。


で、エンドクレジットでキャスト確認しようと思ったのに、あったかな?私、ぼんやりしてたのかなぁ。見当たらなかった(;>_<;)キャストのクレジットは映画のオープニングで出ただけだったのかな?もっと真剣に見とけば良かった(´・_・`)


長尺でさすがに疲れたけど、面白かったのでOKです٩(>ω<*)و


やっぱ、タランティーノ監督はすごいです〜〜‼