今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

あまくない砂糖の話


試写にて鑑賞。基本的にドキュメンタリー映画はあんまり好きじゃない。内容がシビアな物が多いし、単なる事実の追跡なのか、製作者の意図に沿った事実の追跡なのか、見てる方には判別がつけにくいから。


それなら、実話ベースのフィクションを楽しみたいと思ってしまうから。


だから、試写でしか、こういう映画に触れるチャンスが無いので、ありがたい。


誰でも知ってる身近な調味料、砂糖。疲れた時には糖分摂取って誰でも信じてるでしょ?


ところが、私たちの普段の生活の中では敢えて糖分を摂取などする必要はないのだ。


様々な食材や料理に糖分は含まれていて、知らず知らずに摂取してる現実を子供にもわかりやすく、家族で一緒に楽しみながら学べる映画だ。


砂糖は甘くて、みんな大好き。でも、その甘さは貴方の体にはあまくない…というお話。


より分かりやすく提示するために、監督自ら被験者となって、砂糖の威力を知らしめる。


過度の摂取をして、砂糖の怖さをアピールするワケじゃなく、適度な1日の糖分摂取量を決めて、それを3度の食事に当てはめて食べる。


だから、健康的に普通に摂取を心がけるわけだ。食材も低脂肪など健康志向食品を中心に据える。


それでも、その他の栄養をバランス良く摂取しないと健康志向食品を食べているのに急激に太り、内蔵の負担が危険なレベルまで達してしまう。


健康志向食品とは言え、売らんがための味付けなどを施すので、完全に糖分のコントロールがなされているワケではないのだ。


その現実を見せつけられて、ちょっと怖かったな。


私、甘い物大好きだから(•́ε•̀;ก)💦


鑑賞中に喉が渇くと思って、紅茶のペットボトルを持ってたんだけど、映画観終わったら、飲む気が失せた┐(´〜`;)┌


これから、ちょっと気をつけよう。


監督が家族で楽しめる映画を作ったとおっしゃっていた。これからの子供たちに過剰摂取の危険性を伝えていくために。


そういう視点で作られているのもまた感心。ギリギリと主義主張を声高にアピールするのではなく、自らが体験したことを生活する中で見せていく。


監督はラストには「Mr.Sugar」としてド派手な衣装をまとって、歌って踊ってました。子供向けというより、インド映画のテイスト(*゚ε゚*)プッ!!楽しい‼


このくらいパンチが効いてる方が良い。


本国ではドキュメンタリー映画として大ヒットを記録し、世界でも広く公開されているそうです。


できれば、学校とかで見られると良いのにな。