今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

アウトバーン

原題は違ってた。確かにアウトバーンも登場したけど、街中のカーチェイスも凄かったです。


お話的には、既視感のあるストーリーだったけど、自分たちの生活から逃げ出してドイツにたどり着いた男女が運命的に出会って、当然のように恋に落ちる。


生きていくために犯罪に手を染めていた主人公は生活を立て直す。それは不正を嫌う恋人のため。


でもある日、彼女の持病が発覚。何も知らなかった主人公は、移植手術が必要なほど重症だった病気を秘密にした恋人を責める。


けれど、責めたところで、自分たちの生活は家賃を払うだけで精一杯だ。


そんな2人に何が出来るというのか…彼女は最初から夢を見ず、病を受け入れていた。


でも、主人公はなんとしても彼女の病を治したい。


それには大金が必要だ。かつて、自分に仕事をまわしていた男を訪ねる。


彼女が最後まで反対した裏仕事。でも、裏稼業の大物に丸め込まれたくはない。そこで、彼は一計を案じ、勝負に出る。


彼女が怒り狂いそうな命懸けのバカな計画を実行する。それは愛のため(≧ε≦● )プッ主人公がこんな言葉を口にしちゃう。そこんとこが妙に青春ラブストーリー風になってる(笑)


裏稼業で稼ぐおじさんたちを相手に、ただ愛する人を助けたいという思いだけで、突っ走る主人公。


なんでも思うままに悪逆の限りを尽くす麻薬王からの逃走劇は、高級車同士のチェイスが凄い迫力。


主人公を追うのは手下たちだけど、人がたくさんいるところで、バンバン拳銃をブチかます。裏稼業のプロにあるまじき行為というべきところなんだけど、そんなシーンが満載なのは雑なのか、大雑把なのか…


何をやっても構わないほどボスに「力」があると暗示してるのか。


そして、絶体絶命の大ピンチにあっても、彼は焦るより穏やかな顔をしてみせる。それは、大仕事をする前に細かな準備をし、麻薬王や裏仕事の元締の「自分は凄い」という思い込みのスキを出し抜く手筈が整っていたから。


これだけ頭の切れる男なら、他に生きる道もあったろうにねぇ…とオバサンは思ってしまう(•́ε•̀;ก)💦


全編に満載のあり得ない銃撃戦とカーチェイス


まぁ、いろいろとツッコミたい人にはツッコミどころ満載かもしれないけど(それが正しいような気もするけど…汗)、それだけでも十分楽しめる。面白い映画です。