今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

高慢と偏見とゾンビ


なんじゃこりゃなタイトル。「高慢と偏見」って文芸作品風のお話があるのかな?古典に疎いので、全く分からん╮(๑•́ ₃•̀)╭


キーラ・ナイトレイの映画「プライドと偏見」ってあったのかな?キーラ・ナイトレイが苦手だから、基本的に彼女の主演作は見ないので分からない╮(๑•́ ₃•̀)╭


という状況で、バックボーンの全く分からない中、試写会に。


簡単に言うと、貴族とかが幅を利かせてた時代に、家柄の良い男とそうでもない女の子が出会い、反発し合いながらも惹かれあっていくという恋愛模様と、もう1つ、当時怪しい伝染病が蔓延し、あろう事か感染するとゾンビになり、ゾンビたちが国の存続を脅かす事態にまで発展してしまったというゾンビとの戦いの様子とが並行して描かれていく。


なんだか、スゴイ発想( ̄▽ ̄;)


日本で言うと、文芸作品風だから、「坊ちゃんとゾンビ」って感じで「坊ちゃん」ベースにゾンビとの戦いを描いちゃうような発想の新鮮さ。


主人公の女の子はゾンビと戦うために中国拳法を習っていたのだが、当時の貴族社会では日本で武道を習得するのが当たり前で、中国で学んでくると蔑まれてしまう。


こんなとこで日本の素晴らしさを押してくれなくても良いのにね(⌒-⌒; )


日本で武道の修練は受けてないけど、主人公の拳法はなかなかのもの。そんな強い女だから、嫁の貰い手が無い。当時の社会では、女は男に見初められ、結婚して1人前みたいな感じ。


自立して生きてくって感じは全く無い。理想の男に選ばれるために舞踏会に参加する。


窮屈な「女」としての人生。


でも、反目しあった貴族の男とともにゾンビと戦う道を選ぶ主人公。恋も成就し、ラストで幸せな結婚をするのだが、そういえば、この話はゾンビの話だったよなぁと思いながら、超不完全燃焼でエンドロールを迎える。


と、そこで、彼方から何かがやってくるシーンに切り替わる。最後はやっぱり「ゾンビ映画」なんだと思い出す(≧ω≦。)プププ


最初は発想の斬新さに笑ってしまうんだけど、途中から恋愛模様が登場し、途端に盛り上がりにかけてしまった。


ちょっと中途半端な残念さが…


発想は愉快なんだけど…