今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years


最初は、あちこちの劇場で上映してたので、いつでも観られると油断してたのが大失敗(汗)


いつの間にか、TOHOシネマズでは上映終わってるし、最初に公開した角川シネマ有楽町では終了しちゃった。ビートルズ好きの相方の都合がやっと空いたので、角川シネマ新宿に…


角川シネマ新宿は、まだ大きなスクリーンで上映してたので、ラッキー。


ビートルズは正直言って、あんまりよく分からない(汗)4人の名前と超有名な曲を何曲か知ってるだけ。


結局、彼らは「アイドル」ではなく、「バンド」だったということ。


彼らが、自分たちの意に反して「アイドル」と認知されたことが、その後の彼らの道を決定したのだと知った。


熱狂的なファンのおかげで1番金になるライブを世界各地で開催することが出来た。でも、各地のライブ会場は、彼らの姿を見ただけで叫び声をあげる人で溢れ、誰も彼らの演奏を聞いていない。


そうした当時のライブの様子を流し、合間で、当時の状況を語るインタビューが挟まれる。


メンバーだけでなく、当時の関係者やファンの俳優など。日本からは武道館公演のために来日したビートルズに密着したカメラマン浅井慎平さんのインタビュー。


誰の心にも響く曲で、世界的に成功を収めた彼らだったが、人気が高まるにつれ、ライブ会場の興奮ぶりに彼ら自身がついていけなくなってくる。


「もう、うんざりだ」と最初に口にしたのは、ジョージ・ハリスンだと言う。しかし彼の口から出た言葉は、同じ思いを抱いていた他の3人にも十分理解出来た。


そして、4人はそれぞれ新しい音楽の世界へ向かう。


ラストのライブの様子まで、資料映像を交えながら、ビートルズの日々がスクリーンに。


彼らが表に立って活動していた頃の映像を中心にしてるので、後期のアルバム曲やその頃の映像は、ほとんど無い。スタジオでの録音風景の画像がいくつか紹介されるだけだ。私が知ってるビートルズはそっちだ。


単なるフィルム・コンサートって感じではなくて、NHKお得意のドキュメンタリーのような趣き。


そして、劇場のみのお楽しみとして、映画終了後、本編でも少し流れたアメリカ・ニューヨーク、シェイ・スタジアムでのライブの様子が30分編集バージョン(前座を入れて、コンサート時間は50分だった)の4Kレストア版で上映される。


これは、本編で観た同じライブのシーンよりずっと綺麗で見やすい。ビートルズ好きの方は既にご覧になったと思うけど、まだの方はぜひ!!