今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

インフェルノ


ハドソン川の奇跡」がまだ上映中の劇場もあるこの時期に、再びトム・ハンクス


ラングドン教授シリーズ。前2作は、原作も映画も観たのだが、もうすっかり忘れてしまってる。かと言って、前作を見直して行くほど、夢中でもない(汗)


まず、最初からスピード感があって、グイグイと話に引き込まれる。なぜ、教授は病院にいるのか、なぜ、襲われるのか…


最初の謎が解けないうちに、さらなる謎が舞い降りる。観てる側に考えさせない展開で、あっという間に目が釘付けにされてしまう。お見事!!


ラストに向け、様々な謎が明らかになる頃になれば、「だから、そうだったのね」という部分も出てくるが、前半は、考える時間も無いので、とりあえず、教授と共に謎解きをするしかない。


長くても、長さを感じさせないテンポの良さがいい。


今回は原作も読んでないし、事前情報も無い中で観たのだけれど、全然、大丈夫( •̀ω•́ )و


登場人物たちが分かり易かったというのが、1番のポイントかと思う。前作からずいぶんと時間が空いているワケだから、引き続きの話があると分かりにくくなるし、物語の世界に入り込めない。


その点、今回はスッキリしてた。ただ、WHOの職員の女性が教授の恋人だと思うんだけど、この人、前作に出てたっけ?全く覚えていない。それでも、何の問題も無く、2人のやり取りを観られたので、ちゃんと考えられているんだろうなぁ。


ダンテの「神曲」に秘められた「謎」を解く展開で、「インフェルノ」という原題はその中の「地獄篇」を指してるらしい。ラングドン教授は謎解き職人になっている(笑)インディー・ジョーンズも教授だったっけ?


神曲」を読んでる人なら、謎解き部分で共感できるところも多いんじゃないかしら。私はタイトル知ってるだけだから(汗)もちろん、知らなくても大丈夫(๑و•̀Δ•́)و


さすが、トム・ハンクスという感じで、楽しめる。監督のロン・ハワードも名コンビという感じだし。


安定の面白さので、ぜひ劇場へ。ただし、悪の企みを実行するヤツらは身勝手で、自分の都合が「正義」という考えなので、怒りと恐怖を感じるけど…