お出かけ中の空き時間に上手いタイミングで観られた。特に猫が好きなワケじゃない、いやむしろ苦手…(汗)だって、猫って何考えてるか分かんないでしょ?
他にもたくさん映画はやってるのに、私の空いた時間と上映スケジュールがぴったりあったのはこの1本だけだった。それはつまり、私に観ろって、映画の神様が言ってるのね…(そんなワケなかろ~~~汗)
ってことで、TOHOシネマズシャンテにて鑑賞。場内はざっくりと埋まってる感じ。このくらいゆったり観られたら最高。
そして、映画もなかなか面白かった(ง •̀_•́)ง特に期待してたワケでもないので、私的にはかなりのめっけもん作品(汗)
地味に上映してる感が漂ってるけど、キャストはかなり豪華だと思う。ケビン・スペイシーが主演だし。でも、彼は作中、ほとんど猫だけど(汗)
仕事中毒のパパは、北米一の背高ビルの建設に夢中な大企業CEO。家族との約束もなかなか守らないパパは、家族の大切さをちょっと忘れちゃってる。
同じ理由で1度結婚に失敗したパパには息子がいる。家族だった頃、パパとの時間が持てなかった寂しさで、その息子はパパの会社に就職し、秘書になった。
家族を放りっぱなしの仕事人間なのに、なぜか家族に愛されてるパパは、娘の誕生日に猫をプレゼントすることに。
裏道にひっそりと佇むペットショップに行ったパパは、そこで1匹の猫を勧められる。
と、ここからが超ファンタジー。
パパは娘の誕生会の前に1人の取締役と会う。彼はパパのやり方に反し、株式を公開し、パパを追い出し、事業を大きくしようと企んでいる。
そんな男の手にかかり、パパはビルの屋上から転落し、意識不明の重体に…パパが目覚めてみると、なんと、猫になってたぁ~~~(*゚∀゚)アヒャヒャ
パパは怪しげなペットショップの猫トレーナーのおじいちゃんに「なぜ猫になったか考えてごらん」と言われてしまう。まさに「イン・キャット」!!
そして、俺様猫はパパの家にやってきて妻や娘と暮らし始める。
俺様猫の動きがホント面白くて、結構笑える。人間の方のパパが死んじゃったら、パパは一生「イン・キャット」のままだと猫トレーナーから言われるんだけど、なかなか猫になった理由が分らない。
いつしか、パパはこのまま猫でもいいかなんて思ったりもする。
家族との楽しい思い出もいろいろ思い出し始める。
ドタバタな毎日の中で、娘は俺様猫からパパの面影を感じ取る。やっぱり親子なのね…
傲慢な仕事人間が、人間らしさを取り戻すために一役かった猫には、九つの命があるんだそうだ。その1つをパパのために使ってくれたんだって!!
単なるコメディというより、ホームドラマって感じ。猫がいい味出してる。正直言うと、ふらりと入った映画館でこんなに楽しめると思わなかった。ラッキー*\(^o^)/*