私は全くお酒が飲めません。冬は鍋の季節なので、味付けにお酒を入れて、グツグツやると、お酒を含んだ湯気にあてられ、酔っ払ってしまうほど、酒が弱い。
だから、最近は自分で味付けしないで、鍋キューブの世話になってます(汗)酒の成分は含まれてるみたいだけど、断然良いです、真っ赤にならないし。。。
そんな私がわざわざ銀座までお酒を探しに行ったんだから、大事件(笑)。。。なんてことはない、お酒大好きの相方を案内しておでかけしたまで…
最近知ったんだけど、銀座の三原橋交差点の手前、厳密に言うとかつて銀座シネパレスがあった三原橋の右手に「獺祭ストア」がある。(全て、有楽町側から見た方向)
獺祭スパークリングは銀座の「俺のだし(かつては、俺のそば)」で飲んだことがあるらしい。京橋の明治屋さんで売ってたのも見たことがあり、渋谷の東急本店でも見たんだけど、正直あれこれ選べない。
なにしろ、人気のお酒なので、出たら売れちゃう…選択の余地が無い。
直営店があるって言うなら、それに越した事はない。いろいろ選べるというわけで、わざわざ三原橋まで行きました。表から見るとちょっと分かりにくいのだ。間口1間ほどのガラス扉に「獺祭」の文字。他には看板も出てないし、案内板も無い。
ガラス張りの明るい店内は白を基調としたお店。ちょっと酒屋さんのイメージではない!!宝石店のような、私にはちょっと敷居の高い感じ。小さなテーブルがいくつかあって、そこに置かれたメニュー・ブックに商品の写真が載っている。
席について、メニューから欲しいお酒を選ぶんだけど、その前に試飲も出来る。試飲メニューもいくつかあって、1700円からだったかな。相方は、試飲するつもりも無かったから、そっちはパス。
で、メニューにはお酒以外も。煎餅とかのお菓子系に「ライスミルク」という飲み物。獺祭の元になる山田錦から作ったミルクなのかな?でも、私にはもっと気になるものが!!
「獺祭アイス」!!
銀座からアイスを持ち帰るのは結構大変。大急ぎで帰らないといけないし…ふと見ると「店内で召し上がれます」と。そりゃあ、食べるよね〜(#^.^#)
ハーゲンダッツみたいなカップのアイス。ちゃんとお皿に乗せて、提供してくれる。アイスクリームいうより、アイスクリンなのだ。酒粕から作ってるからなのか、クリーム感よりさっぱり感。だから、ちょっと硬めのアイス。
私と相方の間に小さなコップ。そこにお湯を張って、スプーンが浸かってる。硬めのアイスを食べるためにスプーンを温めて提供してくれる優しさ。
そして、美味し〜い( ˙༥˙ )♡ちょっと、お酒の余韻が残ってる感じで、相方は私の苦手な味なんじゃないかと心配したみたいだけど、これは大丈夫。
とりあえず、今回はお酒買って、アイス食べて、帰ってきたけど、お酒もいろんなのがあって、おコメの磨き具合でお値段も上昇するわけですね。いきなり、美味しい酒を買って、相方が道を誤ってはいけない(笑)ので、真ん中の二割三分を買ったのかな?
お酒は詳しくないので、その辺りは相方任せで…
早速帰ってきて飲んだ相方の感想は「旨い」、そして「甘い」。アイスも甘くて美味しかったのはこのお酒の甘さからきてるのかな?と思うくらい甘かったそうです。
日本酒って、ブームなのね。美味しいお酒はみんなよく知ってる。
以前、長男が居酒屋でバイトしてた時にその注文ルートでお店の人に無理をお願いして、「十四代」を買って相方の誕生日にプレゼントしてた。その頃はまだ知る人ぞ知るお酒だったらしいけど、しばらく後にテレビで特集を見かけた後はどこで手に入るのやら。。。
以前、新潟に住んでた時、近所に酒蔵があって、たまたま東京から遊びに来た父が東京では聞いたことないお酒だからと試飲してみたら、美味しくて、早速トランクに詰め込んで帰って、友人知人に挨拶の品として配ったら、大評判だったらしい。
でも、当時は東京で買えなくて、みんなの希望を聞いて、わざわざ新潟に買い出しに来たこともあった。今では、東京でも手に入るそうだけど、どこでもってわけじゃないみたい。
きっと、今世間で人気のお酒もそうした地方の美味い酒だったんだろうな。
銀座から一升瓶を大事そうに抱えて帰る相方の嬉しそうな後ろ姿。重いから配送してもらえば良いのに…╮(๑•́ ₃•̀)╭
最近はもっぱら「赤霧島」と「茜霧島」専門で焼酎党だったのに、しばらく日本酒を楽しむようだ。
近所にあるおじいちゃんが営んでた地元の酒屋さんでは、どぶろくを扱っていて、その店も時々利用してたんだけど、久しぶりに行ったら、店を閉めていた。。。量販店に押されてしまって、小さな酒屋さんには厳しい時代。
みんな酒蔵まで、直に買いに行くしかなくなるのかな?
そういう意味で、銀座への出店は嬉しいんじゃないのかな、ファンの人には。
今度はお菓子を買ってこよ〜(#^.^#)