今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

フレンチ・ラン


どこかの劇場で観た予告編が面白そうだった。気にはなってたけど、公開館が少なくて、試写会もハズレたし、諦めてた映画。


でも、初見参の「渋谷シネパレス」にて鑑賞。ロフトの隣。街の喧騒からは想像も出来ない静かな空間で綺麗な映画館だった。スクリーン出入口前のロビーが広くとってあって、他のミニシアターよりゆったり感がある。でもまぁ、渋谷の人出からするとサービスデーや話題作の時は大変なのかな。


というわけで、本編。。。


面白かった〜(*^-^)反抗と単独行動が問題になり、引き取り手のいなかったCIAエージェント。かつての同僚に呼び寄せられてパリに着任。


着任早々、犯行声明の出された爆弾テロが。早速、36時間後に指定された次の犯行を阻止すべく、単独行動に。


防犯カメラに残った映像を元にテロ犯を追い詰める。彼は確かに犯罪者ではあるが、スリだった。爆弾の入った荷物を大事そうに抱える女を見つけ、それを奪っただけだという。


長年の経験から、事件には裏があることに気づいたエージェント。真犯人を見つけるべく、パリの街を駆け抜ける。大切な証人であるスリの男を相棒にして。


スピード感あふれるアクションが良い。手に汗握るカーチェイス。なぜか、パリの街を疾走するのがアメリカ人2人(汗)CIAはどこにでも顔を突っ込むねぇ(笑)


フランス警察より先に事件の真相にたどり着くべく、大活躍の2人。


ところが、事件の真相に近づくとそこにはドス黒い犯人たちの思惑が。。。


怪しげな犯人たちの組織が判明した時、そのテロに隠された思惑が。。。


国内にある様々な問題。特に移民問題に根ざした人々の思いがぶつかった結果が事件に反映してる。


事件のきっかけがちょっと捻ってあり、犯人もまさかの人たち。そう言った捻りが王道のバディムービーにちょっとした彩をつけている。


続編あっても良いかもって感じだけど、そうそうパリで事件は起きないだろうから、どうなのかな?


アクション好きなら、とっても楽しめると思う。スッキリとした内容で、尺もちょうど良い。