今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

ブレード・ランナー2049


結局、前編となる「ブレード・ランナー」を復習せずに劇場に行ってしまった(^_^;)


でも、まぁそれなりに大丈夫だった。ただし、142分だったっけ?長尺にはちょっとやられました(^_^;)予告編を見直したら、劇場で観た記憶の無いシーンがあった。。。あはははは(・.・;)


それはそれとして…


主人公の新ブレードランナー(ライアン・ゴズリング)の自分探しの旅にお付き合いする流れで、荒廃した未来の地球を彷徨っていく。


前作の元祖ブレードランナー(ハリソン・フォード)が隠れ住んでる町まで行き着いた主人公は、自分の出自にかかわる出会いを期待していたのだが、自分が辿った道は操られていたものだと知らされる。


途中にね、ヒントがあるんだけど、「あれ?」と思った微妙な違和感がね。そこがラストに繋がるわけです。そうなると、ラストの彼女の顔が確かにレイチェルを思わせる。。。


こういう伏線の張り方、回収の仕方はドゥニ・ヴィルヌーブ監督だなぁと。


何度も寝落ちしちゃって最後まで見たことがない前作。冒頭の怪しい町の雰囲気は30年後の本作の舞台では、ずいぶんシンプルになっている。それは時代の進化だと思ったら、なんと、荒廃した町はあさっての方角に放置されたままなのね。


もう人類は行き着くとこまで行っちゃった感がある。そして、レプリカントは人類と共に生きるのに都合の良い者だけが残される。


ブレードランナーのお仕事は、旧式の人類に感化されて感情を持つに至ったレプリカントを抹殺すること。なんだか、寒々しいお仕事。


主人公にしてみたら、なんだかなぁのラストだと思うけど、映像の素晴らしさは印象深い。クリアでなく、ぼわーんとしたエッジの効いてない色合いの背景。それらの場面に用意された音楽がとってもマッチしてた。


ちょっと寝不足の人はしっかり睡眠取ってから観ましょう(~_~;)


そうでないと、せっかくの映画が消化不良になっちゃうから。私も時間があったら、もう1回観たいな。