今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

猿の惑星:聖戦記(2回目)


どうしても観たいと言う相方にお付き合いで2回目鑑賞。でも、2回目も十分に鑑賞に堪える映画で、私は「猿の惑星」が好きなのかもしれないと思ったり…(汗)


日劇の夜の最後の上映回。あの大きなスクリーン1に人はまばら。元々、銀座界隈の映画館は夜の最終上映終了時間が早い。週末の新宿や日本橋なら日付の変わる頃の上映回もあるけれど。帰りの足が早いこの劇場も来年3月には閉館だ。家からも近く、駅からも近い、さらには席数も多くて、地元で残席が少なくなっても日劇なら大丈夫と安心できた映画館。


確かに古い劇場で、今どきのシネコンとはシートの配置や背もたれの角度が違う。シネコンのシートに慣れると、ちょっと寝そべるような角度で座るこの劇場は戸惑うかも。


ここで、あと何回映画が観られるかな。そんなことを考えながら。。。


最初に観たときもハンカチが手放せなくて困ったけど、今回も同じところで泣けてきた。こんな深い物語があって、あの元祖に繋がっていくのかと思うとさらに泣けてくる。


すでにあったストーリー。それもヒット作品。その過去に光を当て、違和感なくそこに繋げるストーリーを構築した製作陣に拍手だなと思う。


元祖「猿の惑星」に登場する猿たちは、あの時代としては精一杯の描写、造形なんだろうけど、普通に役者が猿のマスクを被ってるだけなので、妙に立派な二足歩行。それが、時代の進化と共に猿たちの描写も大きく変化してる。


猿なのに猿じゃない。猿だけど人類と同じ。もう人間ドラマを観てるようだ。


相方は「あそこで死ななくてもいいじゃないか!!」と怒っておりました。あそこまで戦って、あそこまで仲間を導いたのにって…


そうだよね。でも、彼ももう精一杯だったんだよ。


2回目ながら、真剣に観入っちゃって、疲れきって帰路につきました。


前回、ちょっと分からなかったのは、ノバの立ち位置。彼女はあの小屋になぜ居たの?小屋にいた男は誰?大佐は、ノバの持ってた人形からウイルス感染したの?人形と落ちてたあの花びらは何?あの花びら、ノバの小屋でビン詰めされてたよね?


この疑問、結局2回目も疑問のまま。誰か、教えて〜(笑)