何年も前に読んだのに、書店や図書館でその本の背表紙を見ただけで、あらすじを語れちゃうくらい記憶に残る小説がある。
反対に、読んでから何年も経ってるワケじゃないのに全く記憶に残ってなくて、再び読み始めてしまうような小説がある。
どこに違いがあるんだろう。ましてや同じ作家の作品だったりすると…不思議だよ(?_?;)まぁ、面白かったかどうかってことなんだろうけど…
『面白い』というのも笑える楽しさばかりじゃない。興味深いもの、強烈なインパクトのあるもの…様々です!
『竜は眠る』宮部みゆき著(出版芸術社)
この本は全く記憶に残ることなく、3回も読んでしまった本(((^^;)大好きで何回も読み返すってことじゃなく、たまたま宮部みゆきさんの著作を何冊か続けて読んだので、じゃあこれも…と。
さすがに3回目を読破した時、あれぇ〜って(・・;)でも、読んでる間は思い出しもしなかった…過去にこういうことはあったけど、途中で気がつくか、2回目で気がつくか…確か2回目で気づいたんだけど、また忘れたのです(;_;)
それ以来宮部みゆきさんの本は読んでない…あっ!『名もなき毒』(幻冬舎)だけは読んだ。あれほど強烈じゃないけど私の身近に"天然の毒"を振り撒く人がいたので、背筋が寒〜くなったのを覚えてる(>_<)
未だにお話の内容はほとんど思い出せないけど、本のタイトルだけは忘れない(^^ゞそういうご縁の小説だったのかなぁ…
本との出会いだって、『ご縁』が大事よねぇ。
最近読んだ本ばかりだと日記のネタ切れが目に見えてるから、そんな思い出に残るご縁のあった本について、書いていきましょう。
次回は『平家物語』を…
未だ読了せず、何年も放りっぱなしの小説…