今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

なんとか(((^_^;)

頑張って読みきったぞ!
ダメかと思った作品。。。

さまよう刃東野圭吾(角川文庫)

では、感想を。。。














う〜ん、やっぱり救いようがない(;_;)

悲しい題材に悲しい解決…
ただ、警察側の捜査の運びって、もしこの作品の通りなら、あまりにちゃっちい(--;)

最後の数ページで、どんでん返し…よくあるパターンだけど、全く裏をかかれるようなスッキリ感も無い。

なんだかねぇ〜(+_+)

主人公の気持ちは理解できる、表面上は。作中の主人公を取り巻く人々のように、それはあくまで「表面上は」…なんだよね。結局、可哀想だとか、気持ちは分かるとか言っても、みんな自分のことじゃないから、最後は綺麗事を並べる。

東野圭吾が作中で主人公に語らせたまんまの拘わりになりたくない「人」に私も含まれる。

なんだか、責められてるみたいな気持ちになった。

私には東野圭吾作品はむかないということかなぁ(((^^;)
まぁ、ガリレオシリーズ以外限定で…

作家さんが小説を書く時、警察についてはどれだけ取材するんだろう。機構上のことはもちろん捜査の進展や協力体制…諸々を細かく取材してたら、作品の本質を外れちゃうのかなぁ。

今回の警察側の人達はあまりに自由に動き過ぎだと思った。妙に縦横無尽に動き回る捜査陣が片方にあり、その片方があまりに理不尽な事件…バランスが悪いというか…

残念ながら、こんな悲しい気持ちになる小説はしばらく読みたくないなぁ〜(ToT)