今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

面白い!!でも、怖っ(・・;)

今回読んだのは…

『告白』湊かなえ(双葉社)
以下、感想。。。
















最初は「聖職者」だけの短編小説だったと聞いた。第29回小説推理新人賞の授賞式の席上で単行本化に当たって、連作小説の形で進めることになったと…新聞記事かなんかで、編集者の話を読んだ。

大切な我が子をさしたる動機もないまま、自分の教え子に殺されたら…

森田先生の復讐は凄い!!

確かに何かあった時、誰かのせいにするヤツはムカつく!!

自分の不遇を誰かのせいにしておけば、確かに気は楽。。。

そこを森田先生は救いようながない「馬鹿」な教え子に人のせいにしてはいけませんと教える。

あっという間に読んでしまった!!
最近読んだ本で、こんなに先が気になったものは無い。という意味では「面白い」のだろうけど、内容は怖〜い(O.O;)(oo;)

内容としては、森田先生の「夫」がテレビで有名な熱血先生だったり、森田先生の後任が熱血先生の教え子だったり、「犯人」渡辺が受賞した発明賞の現場に渡辺の実母が勤める大学の先生がいたり…ずいぶんと都合の良い設定だとは思うんだけどね…f(^^;

そういった部分も、まぁ呑み込んで読めてしまう(^-^;

『誘拐児』の選評で、人物の繋がりが偶然に頼ってるって評価があったけど、この作品も同じじゃない?

ずいぶん狭〜い世界の話だもんねぇ(((^^;)

でも、一気に読めて、尚且つ何かしら「おぉ〜」と感じられたら良いんじゃないのかなぁ〜。

読書は好みですからぁ〜!!