今日、読み終わったのは第54回江戸川乱歩賞受賞作…
本の表紙に、しかもタイトルの横に「受賞作」って書かれて発行されるんだなぁ〜f(^^;
作者本人の受賞の辞や乱歩賞受者リストなどが付録(!?)として、掲載されている。選考委員の"著名な"作家の"偉そうな"選評も掲載されている!!
過去の受賞作を見て…「へぇ〜」っと。。。
高層の死角(森村誠一)
連鎖(真保裕一)
顔に降りかかる雨(桐野夏生)
テロリストのパラソル(藤原伊織)
左手に告げるなかれ(渡辺容子)
破線のマリス(野沢尚)
八月のマルクス(新野剛志)
これだけは読んでいる。桐野夏生・藤原伊織・渡辺容子の三氏の著作はこれをきっかけに何冊か読んだなぁ〜と。藤原伊織さんにはこの後 、素晴らしい短編小説があることを知った。
今は真保裕一氏の作品しか読み続けてはいない。
さて、今回は…
『誘拐児』翔田寛(講談社)
以下、感想です。。。
面白かったよ!!
昭和の時代のお話で、最近は耳にしない言い回し、物の名前…
選評には現代では通じないって厳しいご意見もあったけど、たまには良いと思ったし、そういう選者の作品こそ言葉の意味が分からないって、言い返したい感じf(^^;
細部にわたっては「えっ」と感じる部分も無くはない。
でも、そこそこ重厚感もあったし、読みやすかったよ。
選者になってる東野圭吾・天童荒太・恩田陸氏の最近読んだ作品の方が私には何が言いたいのか分からない印象があったけどね…
まぁ、これは好みの問題だからい〜や(((^^;)
警察物はどこまでリアリティーを持たせられるかが勝負だもんねぇ〜。
刑事さん達は良い感じだったけど、犯人の犯行へ走る経緯がもう少し分かりやすかったら、良かったなぁ(^-^;
とりあえず、返却期間内に返せる目処が立って、良かったわぁ。