今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

史実は語る。。。

私的に映画と言ったら、今は「クローズ」のハズなんだけどね…

今回の土日はちょっと別物を!!

まず、(土)は『レッドクリフ Part 2』を鑑賞。

以下、ネタバレありありの覚え書き。。。





なにしろ登場人物が多いから、初めて観る人は大変よ。やっぱり、『Part 1』を観てから挑んだ方が良いと思うよ。しかも、「吉川・三国志」を読んで、これこそ「三国志」って思ってる人は、劉備の活躍がほとんど描かれてないから、寂しいかも…

お話が壮大だから、映画にまとめるのは凄い作業だと思うけど、そんな中でも、監督のジョン・ウーは戦闘シーンをこれでもか、これでもかってほど盛り込んで…

中国の歴史は戦いの歴史!!って感じを訴えてるよね。

前後編を観ても、正直まだ足りないって思ったなぁ〜(((^^;)

三国志はその1つ1つのエピソードで、それぞれ映画ができちゃうよ。

劉備関羽張飛趙雲などは十分にその人物像を理解できる形で描かれてたけど、今回の主役たる周瑜孔明はちょっと薄いっていうか、トニー・レオン金城武の姿からはその人物の「凄さ」が伝わってこなかったなぁ〜f(^^;

役者としての存在感が金城武なんかはまだまだ…って感じかな。でも、これを足がかりにアジアを越え、世界に飛躍して、実力をつけてほしいな。


では、次に…(^^;)(;^^)

映画のハシゴはさすがに体力的にハードなので、日を変えて…(日)には『ワルキューレ』を鑑賞!!

では、感想。。。







最近の戦争映画はもうシフトチェンジしてて、ベトナム戦争でさえ、過去の題材になってる。

「ブラック・ホーク・ダウン」とか「キングダム」とか観れば、それは一目瞭然!!

そんな今、なぜか第二次大戦中の話。しかも、ヒトラーだよ…

ヒトラーを巡る様々な証言が今になって、ようやく映像化されているってことなんだよね、きっと。

最近、ドイツを巡る映画は多いもんね…

で、この作品。

全員、ドイツ人のハズなのに英語が上手い!?

まぁ、そんな意地悪な感想は置いといて…

トム・クルーズがこういう役を演じるのは珍しいんじゃないのかな…

結局、三国志同様、史実に則った映画だから、結末というか、結果は分かってるんだけど…その分、最後まで緊張感を維持しながら、話を進めていくのは大変だし、監督の力量や演者の存在感が大きなポイントになるよね。

この映画は、そこは良かったと思う。

当時のドイツ国内の状況までは映画で描かれてなかったから、やっぱり少しは予備知識があった方が良いんじゃないかと…こちらも次々と歴史上耳にした名前の人物が出てくる。一々考えてる間は無いので、多少戸惑う。

ヒトラーが「すべて」だった、あの頃のドイツ…だと思ってた私。
反逆者の汚名をきようとも戦おうとした人達がこんなにいたんだぁとお話云々より、その事実に心打たれる。

っていうか、当時のドイツについて、あまりにも何も知らなかった自分が恥ずかしかった…f(^^;

以上、2作品ともにおじさん&おばさんの占有率が高い!!

若い人達、もっとさぁ、こういう映画を観ようよ!!

作品の善し悪しはこの際放っといてさっ(((^^;)