静かなブームというか…「友達の死」を乗り越える熊のお話
『くまとやまねこ』湯本香樹実(文)酒井駒子(絵)/河出書房新社
河出書房新社の絵本!!
やっぱり、絵本と言ったら、福音館書店だよね…でも、最近話題になる大人が感動して口コミでブレイクする絵本って、福音館じゃないことが多いよね!!
こういう「死」をテーマにした絵本って、静かなブームになることは今回が初めてじやないよ。
今までにも何度かあって、一応母親業をしてる私は、子供にどうやって読んであげようかと悩んだものだ…(((^^;)
友達との楽しかった思い出、悲しかった思い出…それらを思い出すことで、その友人がずっと自分の心に寄り添っていると気づく。
そこで、別れの悲しみを乗り越えていく。
静かに心に響いていく。
絵本って、「絵」を示すことである程度、作者の意図を限定できるよね。
絵本の文章をそのまま読んでるだけなら、いろんな捉え方があるんじゃないかな…そこが、絵本の武器だよね。
久々に絵本を楽しみました。