昨晩、池袋芸術劇場に行きました(^-^)v
コンサートやリサイタルで大ホールに行ったことはあったけど、中ホールは初見参!!
先日の世田谷パブリックシアターといい、ここといい、観やすい劇場でした。
演出は鴻上さんだけど、企画の段階で堤幸彦さんが参加してるんだねぇ〜。
主演は中村雅俊さん、塩谷瞬君や片瀬那奈さんなどお馴染みさんがいっぱい…
東京公演は今日と明日で終了。全体の公演日程は知らないんだけど、千秋楽に近いせいか、かなりのドタバタ劇にもかかわらず、安心して観られた…
ここまで語ってから…以下、感想。。。!?
『僕たちの好きだった革命』@東京芸術劇場 中ホール/脚本・演出 鴻上尚史
鴻上尚史さんの作品はいつもこうなの?
って…開演30分前に劇場に入った。席がほぼセンターラインで座席列の中央だったので、何度も出入りして他のお客さんに迷惑かけたくなかったから、ロビーをウロウロ…
開演15分前にホールに入ると…舞台上には役者さんが…
「何してるの?」って感じ。。。
ストレッチしてる人、あの服は機動隊!?
歌歌ってる人、高校生!?
あの学ランの人は公演パンフを売っている!?
で、おもむろに歌い出した人は…鴻上尚史、本人!!
途中までは中村雅俊さんや片瀬那奈さんも混ざって、立ち話をしたり、ストレッチしたり…
う〜ん(((^^;)
楽屋風景?
面白〜い。。。
けど、芝居はもう始まってるのか?
実際に学ランのお兄ちゃんからパンフを買い求めるお客さんまで登場し、開演までの時間を楽しませてもらいました(*^^*)
お話は今から10年前、塩谷君演じる日比野が高校時代まで遡る。
かつて、日本中に嵐を巻き起こした学生運動。その行動中に受けた怪我が元で30年の眠りについていた中村雅俊さん演じる山崎君が目醒まし、日比野のいる学校に復学してくる。。。
時代は変わったことに対応できない山崎君は回りの生徒達を巻き込み、自分たちのやりたい文化祭を勝ちとろうと「革命」を起こす。
学校と生徒との「闘い」の舞台。
私もこんな暑苦しい学生じゃなかったから、「自主運営の文化祭を勝ち取ろう」って言われても…って感じだったけど。
時代に置いてかれちゃった山崎君の言動には笑わせてもらいました。
山崎君たちの行動に賛同しない生徒達は「ムカつく!!」と…
山崎君にとって「ムカつく」って言葉は体調不良の時に使う言葉。胃がムカつく…って…
度々、そんなやり取りが繰り返され、山崎君はとうとうポケットからあるものを取り出します。
「大正漢方胃腸薬だっ!!」
え〜〜〜っ(^^;)(;^^)
それって、あり?
しかも「スーッとします!!」って(((^^;)
手を叩いて、大笑いしちゃいました。静かに観劇中の皆さん、本当にごめんなさいm(__)m
でも、私だけじゃないからね!!そのあと、拍手もおきてたからっ(^-^;
真面目なお話なんだけど、「シュプレヒコール」が現代高校生には「シュリンプコール」だったり、小さな笑いがちりばめられてた。
ただ、第2部の文化祭の場面では歌や踊りが多く、私にはちょっと苦手な傾向…
中村雅俊さんがギターを手にした時、「悲しみに〜」って歌い出すんじゃないかとちょっとドキドキしたことは内緒の話。。。
今日と明日、残すところ、あと3公演…