いやぁ〜、久しぶりに1冊の本を読みきりましたぁ〜(*^^*)
最近、なんだかんだと気が削がれ、最後まで読みきらず、図書館に返却することが続いておりました(T-T)
ホントの「本好き」ではないんだなぁ〜、私。。。
では、感想を…
『小太郎の左腕』和田竜(小学舘)
和田竜さん、3作目の本作。
「のぼうの城」で、あまりの面白さにハマって、期待の大きかった第2作…あんまり、落差が大きくて、小説家って大変なんだなぁと…
今度こその第3作!!
特に期待を抱かず読み始めた。
う〜ん(-_-)
鉄砲が伝来し、「いくさ」の近代化が始まるちょっと前…
所領を接する敵方の双方に、その時代を象徴するような2人の武将が存在した…
彼らの信頼と武将としてのプライドと…
鉄砲の天才と生まれた「小太郎」との物語。。。
番組改編期にお見えする時代劇の2時間ドラマに最適な題材ではないでしょうか?
配役と演出、さらには大胆な脚色で…
スピード感溢れる時代活劇になるのではないかな?
でも、ポイントたる「小太郎」が大人ほどの背丈がある11歳の子供じゃあ、適役の子役がなかなか見つからないか…
加藤清四郎君じゃあ、小柄すぎる!!
和田さんは元々脚本家さんなんでしょうか?
小説を読みながら、頭の中に「映像」が見えてくる気がする。
宮部みゆきさんの小説もそうだよね!!
読む側にあまり想像力を働かさせない!!!?
文字を追いながら、あれこれ頭の中で想像する楽しみがない。。。(^^;
どこが違うんだ?
説明が多いのかな?
晴れやかな戦国武将の男気を書かせたら、和田さんはとっても上手いのかも…
今回もそうだよな…
簡単に「面白かった」て言えるほど、面白いワケじゃないけど…f(^^;
ストーリーとしては、どこかで見たり聞いたりしたお話を繋げた感じ。。。
だって、「鉄砲の天才」が山あいの村でこっそり生活してるんだよ!!
あまりの天才ぶりにその才能が災いになると判断した祖父と転々と在所を変えながら…
なんだか、よくあるお伽噺ストーリー!!
でも、まあ…
サラッと肩も凝らずに読める時代物の典型かなぁ〜(~_~;)