いよいよ…というか、もうっていうか、最終回でございました。。。
いやぁ〜、良かったです…ほんと、良かったです(^^)v
結局、ドリトル先生は、獣医師会・会長土門の家族の問題も解決し、あすかちゃんとの関係もさらに絆が深まり…
こうなりゃ、絶対に「続編」でしょ!!
続編は、ドリトルの父親の話から。。。
最終回の冒頭、土門家の愛犬バルザックの手術をするかしないかって話の時…
どんなに金がかかろうと、手術を選択する覚悟が、飼い主の順平にあるのかどうか、ドリトルが問い質した場面…
あすかちゃんが、治療費は自分の借金に上乗せしてほしいって言った時、ドリトルが何と言ったか…
自分が背負うことで、自分が破綻してしまう。金を取らずに治療して、結局食い物にされてしまった獣医を間近で見てきた…と。
さらに、父親の偉大さに押し潰されそうな順平を気の毒に思ったあすかちゃんが、ドリトルの父親はどんな人なのかと尋ねた時…
余計な詮索をせず、仕事しろって言ったよね。。。
結局、善意を食い物にされ、破綻してしまった獣医こそ、ドリトル先生の父親ではないのかな?
そして、そんな父親を間近で見てきた健一少年は、獣医自身が破綻してしまったら、動物達を救うことが出来ない…と考えていったんじゃないだろうか。。。
だから、悪徳だと言われようが、なんだろうが、動物を救うために、正当な対価を要求するようになったんだろ〜から。
そんなドリトル先生のバックボーンが明かされながら、動物看護師として一人前になってきたあすかちゃんと二人三脚で動物達を救っていく。。。
っていう「続編」を切に切に希望しまぁ〜す(^^;
だって、ほんとに良かったんだもん!!
最終回は、特に緊張感高まるお話で。。。
動物虐待犯人がおおかたの予想を裏切り、土門弟だったり、意外に純粋に父親に従ってた土門兄の苦悩が浮き彫りにされたり…
そして、2人とも、ドリトル先生の獣医としての姿勢から何かを学び…
何かあると、ドリトルを頼りにしてた花菱先生が、ブルセラ菌に感染した犬達の保護に自ら奔走したり…
まぁ、結局、最後はドリトル先生を頼っちゃうんだけど、みんなが一回り成長していく最終回!!
抗体検査をし、安楽死を翌朝に決め、犬達に最後の食事を用意するようにあすかちゃんに頼んだ場面…
あすかちゃんが、丹精込めて作った最後の食事を2人が犬達に与える場面…
あすかちゃんが身重の母犬の頭を撫で、堪えきれなくなって、ドリトルの腕をとり、号泣する場面…
号泣するあすかちゃんに黙って、腕を貸し出してるドリトル先生の優しさには、胸が熱くなりました!!
通常の惚れたハレたの恋愛物なら、ここで、ギュッと抱き締めちゃうとこだけど…それじゃあ、あんまり安っぽいじゃない!!
原作を全部読んだわけじゃないけど、そういう安っぽさは全く無い作品だから、ドラマもその流れをしっかり受け継いでて、一緒に見てた20歳の息子が「ドリトル先生、カッコ良すぎだろ〜」って、逆に文句垂れてたよ…(^^;
あの年頃の男の子にも認められる「ドリトル先生」を是非とももう1度見たい(^^)d
あっ!!
やっぱり、ドリトルはアフリカには行かなかったね。やっぱり、花菱君が行きました(^^)v
ここだけは予想通り(^^)d
アフリカに行きたかったんじゃないかとあすかちゃんに問われ、「行けないよ…」って優しく答えたドリトル。彼は、そこに「居る」ことが大事なんだって、原作の中で語ってる…
傷ついた動物達が、やってくる「場所」…そこがドリトルの居場所。。。
それから、アスカミライに2人で会いに行くのは…半分当たり!!
あすかちゃんが、1年に1日だけのお休み(!?)を貰って、行くみたい…
まぁ、鳥取動物病院は看板に「年中無休」ってあるから、誰かしら、居ないといけないので、2人は無理ね…(^^;
いつか、2人で、アスカミライに会いにいけますように…
かなり、満足度の高いお話でした\(^^)/
初めて見たのが、最終回という出来た(!?)息子が最後に、「これって、ブラックジャックの獣医版?」と。。。
なるほどね(^^)d