銀座テアトルシネマにて鑑賞。。。
ちょっと変わり者のイギリスの若き政治家ウィルバーフォース。
彼が信念を貫き、取り組んだ奴隷解放政策…
彼の信念の源となったのは、奴隷船の船長をしていた過去を悔やみ、信仰に生きる牧師がその詩を書いた讃美歌「アメイジング・グレイス」
「アメイジング・グレイス」の歌の本来の意味を初めて知り、この歌が大きく歴史を動かすきっかけだったことを知り…
重厚感があり、丁寧に作っている映画だと思った…
ほんとにイギリスという国はいろんなエピソードに溢れている。善きにつけ悪しきにつけ、イギリスの歴史の深さを知ることが出来る。
「文科省選定・東京都推奨」ってのは十分頷ける…
こういう映画観ちゃうと、普段の自分の映画のチョイスはなんだかとっても恥ずかしいf(^^;
たまには、歴史の流れに思いをはせましょう的な作品でありました!!
出演する俳優達もみな素敵!!
何事も1人の人間が立ち上がった時に、流れは起こるのだ…と。
何度も何度も破れては立ち上がる…ウィルバーフォースの存在が無かったら、歴史はまだまだ遅れていたかもしれない…
こうした人物を語り継いでいく土壌が築かれているイギリスって、やっぱり凄いな!!
良い映画を観ました(^^)v
銀座テアトルシネマは立地的にJR利用者には東京駅と有楽町駅の間みたいな感じで、少し不便だけど、地下鉄なら楽なのかな?
施設の面では、ロビーとトイレの狭さには閉口したけど、多くの来場者が足を運ぶところをみると、良質な作品の選定が広く認められているのかな…
ところで、最近の学校では「芸術鑑賞教室」というのが、行事に盛り込まれてる…
「鑑賞教室」の呼び名はそれぞれで、内容も舞台鑑賞に映画鑑賞といろいろ。。。
「アメイジング・グレイス」は対象作品として、多いに喜ばれるだろうなぁ…
ちなみに我が家の次男の昨年の「芸術鑑賞教室」は、劇団四季と映画…
映画は「インビクタス/負けざる者たち」だったそうだ…
やっぱり、歴史を語る映画を子供達に見せたいと思う大人は多いのだ!!