「北区つかこうへい劇団」解散公演…「飛龍伝」を新宿・紀伊国屋サザンシアターにて鑑賞してきました!!
まず、「北区つかこうへい劇団」!!
私が北区に住んでた頃、文化発信の試みとして、区で劇団を持つという話がおき、劇団員の募集を始めた頃、私は北区から他所に引っ越した…という因縁(!?)があり、1度観たいと思ってたのです!!
そして、去年だか、一昨年だったか…
北区つかこうへい劇団のお芝居を観る機会があり…
お芝居専用の劇場ではなかったけど…滝野川の区民会館で…
その時に印象が良かったんだよね…
役者さん達もしっかり演じられる人達ばかりで、ちょっと驚いたわけです(^-^;
そして、今回の解散公演となれば、普段の無沙汰は勘弁願い、行ってきたわけです。
まず、紀伊国屋の劇場と言って思い浮かんだのは、東口!!
でも、サザンテラス側の紀伊国屋だと知り、とりあえずホッとした(^-^;
新宿って、私苦手なんだよね…南口はそれこそ高校時代から、よく行ってたんだけど…南口方向から西口に抜けた方が早いし、伊勢丹に行くなら、南口…だから、東口方面は全く分からない(--;)
友人曰く…南口の方が分かるって人の方が珍しいとか…
まぁ、そんなことはさておき…
サザンシアター…
座席が狭い!!
前後の座席の間隔が狭い!!
背もたれが低い!!
いわゆる、座席三重苦!!赤坂ACTシアターみたい!!
こんな窮屈なとこで、2時間、3時間はキツい(・・;)
芝居は少しでも客入れてっていう発想なんだろうけど、これじゃあ、良いものも良くなくなる…
赤坂ACTだって、このサザンシアターだって、まだ新しいのに…座席間隔が上野の東京文化会館並み…
ちょっとがっかりだったなぁ〜。。。
さてさて、毎度のことながら、前置きが長くなりました…
肝心な「飛龍伝」!!
私は、こういう劇団がやる芝居って、つかこうへい劇団しか観たことないんだけど、今回は役柄的に年齢層も幅広く、若い人だけじゃない出演陣!!
みんな「大」が3つも4つもつくほどの熱演!!
題材は学生運動の嵐吹く時代を生きた若者達のお話…
以前観た鴻上尚治さんの舞台も学生運動がモチーフになってたな…
日本の劇作家にとって、あの時代は「宝」なんだろうか…
私はまだ小さくて、テレビのニュースで見てたくらいだから、今一つ感情移入が出来なくて…
でも、あの時代を駆け抜けた人達が、今の日本の根幹を支えてるのも間違いないわけで…
ある世代には郷愁を誘うテーマなんだろうなぁ。
でも、板の上で演じる役者さん達はどうなんだろう…
劇団の大切な代表的戯曲として演じてるのか、その時代背景までしっかり自分のものにして演じてるのか…
そこで手を抜くと絶対に観る側にきちんと伝わらないと思うんだなぁ〜。。。
打ちのめされるほどのエネルギーを発しての芝居…
観てる私もお疲れ様って感じでした。
やっぱり、舞台は良いです。