今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

新・少林寺


寒い寒い金曜日…


曇り空に気持ちがどよ〜ん(T-T)


スカッとするような映画が観たいと思ったんだけど…


観たい、観たいと思ってた「新・少林寺」をすっかり忘れていることに気づき、買い物帰りに観てきたぞ(^-^)v


なんで、観たいかと言えば、なんてったって、アンディ・ラウ!!


それに坊主頭じゃないニコラス・ツェー!!


単なるイケメン好きとか思われると困るんだけど、アンディ・ラウ氏はスーツに身を包むより、なんだか分かんない格好の方が似合うと思うんだ、私は(((^^;)


例えば、「墨攻」のように…


まさに今回はドンピシャじゃないですか!!


しかも、少林寺だからね。「ハッ、ハッハッ!!」ってやるんだよ!!ジェット・リーじゃないのに…


ジャッキー・チェンも特別出演で、戦うことの嫌いな内弁慶さんで登場!!


期待するなと言う方がねぇ。


だったら、もう少し早く行けって感じだけど。実は「1911」を先に観たでしょ。正直に言えば、相当期待値が高かったんだけど、やっぱり史実に沿ったお話はなかなか…


良い作品だとは思ったけど、特別な高揚感とかがちょっと無かったんだ…


それで、しばらく間を置くことにしたわけなんでごあす(((^^;)


ジャッキーにファン・ビンビンだから…と。。。


私、アジアの女優さんって、顔と名前が一致するのは、コン・リーミシェル・ヨーとチャン・ツィーイーしかいないので、ビンビンさんが何人もいるなんて知りませなんだ(~_~;)


「1911」はリー・ビンビンさんという方だったのですね…(((^^;)


あはははははは…いや、失敬f(^_^;


とんだ勘違いをしてるうちに土曜日から上映回数も減ると聞いて、とりあえず映画館に入っちゃった(((^^;)


ギリギリ5分前の入場。落ち着く間もなく、本編へ…予告編、何あったっけ?


中国国内が内乱の嵐で、アンディ・ラウ軍閥として、支配する側の人間だった。


自らの欲望のままに闘いを始め、民衆を苦しめていた…


ところが、腹心の部下だった筈のニコラス・ツェーに裏切られ、娘を死なせてしまう。


息も絶え絶えの娘を救うため、散々苦しめた少林寺に助けを求めるアンディ。


これまでの非情な行いに対する天罰が下ったのだと言う妻は、彼の元を去り、アンディは孤独に襲われる…


そんな時、少林寺で賄いとして働くジャッキーに助けられ、彼のところに身を寄せ、今までの行いを改めようと決意する。


少林寺の面々に頭を下げ、かつての非情な行いを償うために、まずは子供の弟子達に交じって、寺に助けを求めてやってきた人達に饅頭を施す。


少しずつ、少しずつ、彼は少林寺の生活に馴染み、受け入れられていく…


一方で…暗躍し、力を貯えたニコラス・ツェーはアンディが生きていることを知り、少林寺に攻め寄せてくる。


アンディはニコラスを改心させるのが自らの役目と覚悟し、寺に残り、最後まで戦う…


仏像の手の中で息絶える映像は美しい…主人公が死んでいく場面なのに、ただ闘いに明け暮れる世の中にあって、自らの使命の道を全うした姿…


最後まで裏切った部下に手を差し伸べる姿は、男だよね…「香港映画」だね!!「少林寺」だけど(((^^;)


アクション映画は好きだけど、武術系アクションはちょっと苦手な私。戦うシーンに武術が導入されてるくらいまでが限界の私にも、この度の「新・少林寺」は十分に楽しめる。


木曜日に観た「テイカーズ」といい、この「新・少林寺」といい、思いの外私にドンピシャな映画を観ることが出来た(^-^)v


いつもの映画では、あまり観ることの無いジャッキー・チェンの役どころ…


悪役として、なかなか非情っぷりを発揮するニコラス・ツェーの坊主頭じゃない姿…


少林寺拳法を使うアンディ・ラウの新たな一面…


そして、子供のお弟子さん達の可愛らしさ…


十分満足出来る映画でした♪