今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

タンタンの冒険ユニコーン号の秘密


年末の目玉作品である「タンタンの冒険」を観てきました!!


ただし…


2D吹替で…(((^^;)


予告編のスピード感を見て、せっかくのスピルバーグ作品を十分堪能するために吹替を選択!!


2Dにしたのは、3Dのお値段の高さと唯一観てる3D作品「アバター」があまりにがっかりだったから…(((^^;)


偉そうでしょ?


まぁ、とにかく、そんなこんなで観てきた感想は…


やっぱ、子供向け…


CGとは思えない登場人物達のリアルな造形には、もうホントに声も出ないほど、恐れ入る…


でも、その圧倒的な技術力の前に作品としての力が霞んじゃってるような気がした。


生意気でしょ?


同じお金出すなら、もっと「お話」をベースにするか、もっと「パワー」をベースにする映画を観れば良かったなあ…


ちょっと残念だったかな…(T-T)


これから、どんどん3D作品が増えて、技術力の凄さが全面に押し出されてくるだろうし、まぁ、時代の流れだから、仕方ないんだけど…


でも、そうした圧倒的な技術力をベースにしながらもそれらを捩じ伏せるほどの強烈なストーリーをもった映画を観たい。


3Dは凄い。スクリーン上の世界に奥行きがもたらされるのは確かに凄い。その「奥行き」がストーリーに大きな影響を及ぼすのであれば…


でも。。。


「奥行き」がストーリーに大きな貢献をするのはCG作品ではなくて、むしろアート系じゃないのかな。


CG作品はそれだけで1つの形になってるし…


実際、普通の映画でも、セットを組まずにCGで補ってる部分はかなりあるみたいだけど…


今の3Dは「奥行き」


でも、私のようなおばさん世代の思う3Dは「飛び出し」系!!


結局、ストーリーより、飛び出してきた時の驚きに目がいってしまう。


「タンタン」も3Dなら、楽しめたのかな…


やっぱ、3Dで作られた映画は3Dで観なくちゃ、その映画の凄さは分からないのかな…


内容は、普通に面白かった。でも、それだけだなぁ…(((^^;)


お話に感動するとか、そういうのはなかったな…