今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟


我が家の息子達の愛読書…漫画です(^_^)v「ジョジョの奇妙な冒険」の著者というか、漫画家の荒木飛呂彦さんが執筆された″本″を読みました。


荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟」(集英社新書)荒木飛呂彦


以下、感想…














荒木飛呂彦さんは私よりちょっと″お兄さん″の世代。


だから、荒木さんが「シビレる」映画と私が「シビレる」映画は、かなりダブる(^_^)v


映画評を集めた本を読んでも、観たことも聞いたことも無い映画ばかりが並んでいると、こんなのもあるんだ観たいな…と思う前に、なんだか気持ちが萎えちゃうけど、本書にある荒木さんがお勧めの映画達は、私も好きな映画が多く、何本か名前しか知らないものや初めて聞くものがあったけど、このくらいなら、時間のある時にレンタルしてみようかな…と思ってしまう。


なにしろ、荒木さんはとっても映画好きで、映画の様々なシーンを分析しては、ご自分の漫画に活かされている!!


こういう人こそ「映画好き」っていうのよね、きっと(^_-)


世の中には「映画通」ぶってる人がたくさんいる。世間で知られた超大作をハナからバカにして、「映画っていうのはねぇ…」って語る人。


でも、荒木さんはいい大人で、有名な漫画家でありながら、好きなものは好きっていう感覚で映画を観てる!!


そこがまたカッコいい(^-^;)


スピルバーグの名を世に知らしめた「激突!」に始まって、最近劇場公開されたばかりの映画のタイトルも並ぶ。


大人が観るシビアな映画ばかりでなくて、「シュレック」について語る部分など、あまりの熱の入れように驚かされる(゜o゜;)


荒木さんはこういう人だから、長年に渡って、若者の心をとらえる漫画の世界で生きていけるんだろうなぁと改めて思う。


全然「偏愛」でもなんでもない真っ当な映画ファンの語りに耳を傾ける…そんな感じの著作です(^_^)v