今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

家族の灯り


最近は、岩波ホール上映の映画(短期の特別上映以外…)に関しては、事前のリサーチ無しに、前売り券をゲットして、無条件で観に行ってます。


確かに、私には合わないとか、つまらないとか、そんな映画もありました。


でも、本編の半分近くを寝落ちしてしまい、話の内容が分からなかった映画はさすがにありませんでした。


だって、お金払って観に行ってるんだもん。死んでも目をこじ開けて観ようとするでしょ、普通は…


ところが、今回だけはどう頑張ってもダメでした(T^T)


寝ては起き、起きては寝るの繰り返し(>o<)


まず、オープニングが港のような場面から始まり、1人の男が思い悩んでいる様子で立ち尽くしています。


ここが既にお芝居の幕開けの場面のようです。


その後、男はその場を立ち去ります。


こうして、物語の舞台はとある家のリビングへと…


テーブルを中心に据え、そこに登場人物たちが現れ、会話劇が進みます。


場面転換も少なく、まさしく会話劇!!


まるで、目の前で芝居を観ているかのよう気がしてきます…


オープニングで立ち去った男はこの家の息子のようです。


家には男の両親と妻が、男の帰りを待っています。


なぜ、男が姿を消したのか…


母親は男が姿を消さなければならなかった理由を知りません。それにもかかわらず、嫁を責める。


何か事情を知っているかのような父親は、母親の態度を窘めますが、嫁の救いにはなっていません。


嫁も男の帰りを待ちながら、窓の外を気にするばかり。


三者三様の姿になんだか焦れったいというか、何が言いたいのか分からないというか…


ここら辺からもう睡魔が強力に誘いをかけてきて、どうにもならなくなって…


まぁ、つまり、私の好きなタイプの話ではなくて、また芝居を数台のカメラで撮影し、映画化する「ゲキシネ」系ではなく、芝居の本で映画を撮ったという形式にも馴染めず…


ちょっと残念な感じ。


DVDでも出たら、何度寝落ちしてもトライできるので、再挑戦したいと思っています。


あくまでも、私に合わなかったので、お好きな人には大丈夫だと思います。