今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

インターステラー その1


フィルム撮影にこだわることで有名なクリストファー・ノーラン監督の新作を昨今の主流であるデジタル上映以外に監督の意向に添う形で公開された35mmフィルム版にて鑑賞。


日本ではひとまず丸の内ピカデリーで期間限定上映をすると聞き、早速公開翌日に‼


まず、映像に関して、一言。


自分がこんなにもクッキリ映像に慣れ親しんでいたということを実感。


導入部の主人公が暮らす農場の風景や野中の一軒家である彼の家など、人の息吹きが伝わってくるようなシーンでは、輪郭の曖昧な柔らかい映像はぴったりなのだけど、主人公の居場所が宇宙空間に変わってからは、う〜んと考え込んでしまった。


ゼロ・グラビティ」であまりにくっきりとエッジの効いた映像を観せられてきた私達にとって、柔らかい輪郭が宇宙空間に馴染むとはとても思えない…


監督のこだわりがシーンの舞台となる環境によってはマイナスに働きかねないと…


フィルムで撮った映画ではあるけど、昔のようにノイズ(飛び‼って言ってたよね?どうかな?)がスクリーンをパチパチ言いながら飛び回ることもない。


こういう処理はしっかりなされているので、余計に違和感を抱く結果になったような…


つまりね…


今時の綺麗な映像で撮影してあるんだけど、昔ながらのフィルムの温かい映像で見てみたいと思って、ひとまずアナログで見てみました…的な、なんだか作り物的な印象になってるような…


そんな風に感じてしまうほど、私達はデジタル上映にすっかり慣れてしまっているのだと思った。


今でもフィルム撮影を続けている監督はいるのだろうけど、上映する側にその環境を維持しているところが少ないのではないか…


昨今、地方の映画館や規模の小さな映画館の相次ぐ閉館は、上映設備の近代化(デジタル上映に移行する)に対応出来ないためという理由が多いと聞いている。


ならば、まだフィルム上映にこだわる映画館に、その規模云々を問題にせず、「インターステラー」を配給したら良いのに。


まぁ、そこまで商売を投げたりはしないか…でもさぁ、監督のこだわりはそういうとこにまで通じてこそ完結するような気がするけど。


丸の内ピカデリーでも可能なんだから、都心の大きな劇場だってOKなんじゃないの?


その辺の技術的なことが全く分からないので、どなたか知ってる人がいたら、教えてください。是非とも‼


あれ?


もう、本編の感想まで書いてたら、大変な事になりそうだから、ひとまず、フィルム上映に関しての感想ということで本日は終了(^。^;)


あっ‼
大事なこと…でもないか(笑)
主人公の娘マーフィ役のお嬢さん、とても可愛らしい女の子だった。私は初めて観るお嬢さん。超売れっ子ちゃんではないのだろうな(私が知らないだけか?…汗)。長じて、誰が演じるのかと思ったら、ジェシカ・チャスティン‼


とても良いキャスティングだ。雰囲気がそのままでよく似ている。ジェシカ・チャスティンを念頭に置いて、オーディションされたのだろう。


次々と素敵な子役ちゃんの登場するハリウッド映画界。楽しみなお嬢さんだ。


そして、まさかこんな形で登場するとは思っていなかった某俳優。予告にも登場してなかったし、出演者といえば、マシュー・マコノフィー、アン・ハサウェイジェシカ・チャスティンの3人しか頭になかったので、非常に驚きましたが、天才科学者という役どころなら、彼くらいが出てないと説得力無いか‼彼が大好きな私には超お得感満載なキャスティング‼


この映画、ほんと、キャスティングが良かったo(^o^)o