ベン・アフレックとジャスティン・ティンバーレイクの共演で、騙し騙され系とくれば、観たい‼
はっきり言って、「スティング」のような途中は少々おネムでも(何度も見てるのに寝てしまう…汗)、最後は大どんでん返し的な映画を期待していました。
そして、見事に裏切られました。
確かに時代が違うって‼
「リンカーン弁護士」の監督が撮った映画だと言うから、その分の期待もあったんだろうけど…
確かにどんでん返しではあったけど、そこに至るまでになんの駆け引きもない╮(╯-╰")╭
あったのは賄賂の応酬…
ん〜…
アメリカでは社会問題化してるというオンライン・カジノ。勤め先がリーマン・ショックで倒産し、無職となった男。資格を得るために入学した大学の高額な学費を稼ぐために、オンライン賭博に手を染める。
そして、遂には一文無しになり、大学からも追放。
ところが、この主人公は諦めない。自分を罠にハメたポーカーの胴元に乗り込んで、からくりを暴き、彼の懐に入り込む。
結局、賭博で身を滅ぼしちゃう人って、最後の一手で引くことをしないのだ。やばいところの先にはやばいことしか転がってないのに…
詐欺に詐欺を重ね、自転車操業だった胴元に利用された主人公。
彼をスパイとして、胴元を捕らえようというFBI。
若い才能に嫉妬し、全てを主人公になすり付けようとする胴元。
まぁ、言ってみれば、どっちもどっちな人達の追っかけっこだ。
ラストで、胴元をFBIに引き渡すとこはさすが「おぉ〜」ってなったけど、そこまでの手順が賄賂をばらまくだけで、心理作戦も何にもない。
面白さ半減だ。
関係者を欺きながらのラストのどんでん返しこそ、詐欺師映画の真髄ではないか‼
そこを賄賂で手抜きするなんて‼
最終的に賄賂で手を打っていくから、小さな前フリを回収するような手際を楽しむ映画じゃなくなってる。
でも、実話ベースだって言うから、仕方ない。こういう真実なんだろう。
まぁ、時代が違うってことだ(>_<;)