試写にて鑑賞。
多分、私のチョイスでは観なかったかもしれない映画…
タイトルからして、あの「おくりびと」を連想してしまったから…私、あの映画、大っきらい‼
洋画でも、あんな映画があるのか…と思い込んでたくらいで。でも、せっかくの試写会だからと参加して、大正解(*^^)v
あの映画とは全く違う、静かな暖かい映画だった。
試写会で係の人から、感想をどんどんSNS等で訴えてほしいという要望があった。だけど、ラストの感動を伝えるのは構わないけど、そこに至る内容についてはネタバレ無しでという注文がついた。
でもさぁ、チラシ見たら、なにかしら予想して観ると思うよ、アレじゃあ。チラシにはラスト5分のなんちゃら…と書いてある。
私ったら、ラストでなんかあるのね…とそこばっかり気になって観てたもん(汗)
とにかく、チラシ通りで、最後は泣かせます。でもね、号泣とかじゃないの。なんだろうなぁ…暖かぁ〜い気持ちになって、こんな幸せもあるんだなぁと泣けてくるの。
本編は、主人公が地味なので、映画自体も超地味(笑)
とある役所で民生係に勤める男。真面目で折り目正しい彼は、仕事も真剣そのもの。彼の主な仕事は孤独死をした人達の事後処理。
普通のお役人なら、さっと書類を調べて、火葬して散骨して…と簡単に済ませてしまう仕事を彼は亡くなった人の立場にたって、家族を探し、信仰を探し、故人が納得いく最後の見送りをしようと様々な手を打っていく。
けれど、彼の仕事は必ずしも喜ばれることばかりじゃない。音信不通になった家族にとって、亡くなった者への思いなど負担にしかならない場合もある。
そんな時は、彼が1人葬儀に立ち会って、故人を埋葬する。
だから、彼の仕事ははかどらない…
経費節減の役所にあって、彼の仕事、いや彼の存在そのものが荷物になってしまい、一方的な解雇を告げられる。
最後の仕事として任されたのは、自分の向かいのアパートに住んでいた男性のおみおくりだった。
部屋で何気なくカーテンを開けた時、顔を合わせていたかもしれない知らない男の死。
彼はいつも以上に熱心に最後の仕事に向かう。
その地味に流れる静かな時間が、主人公の誠実さを物語る。
彼の最後の仕事は、彼の望む形で幕を閉じる。
誠意をもって対処した彼の心が、人々を動かしたのだ。
そして、ここからが、本当の彼の仕事の素晴らしさちにつながっていく。
これ以上書いちゃうとダメなので、ここまでに…
でも、こんなふうに心に響く映画だとは思ってもみなかった。
素晴らしい映画を観ました。来年公開されるそうです。是非、劇場で‼
時には静かに、人の心に寄り添う時も必要です。
ネタバレ解禁になったら、一言だけ言いたいことがある。彼は本当になんでも堅い人なの。そうなのよ。だから…
ん〜(>_<;)
これ以上はダメだ。
とりあえず、公開までFighting(ง •̀_•́)ง