今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?


つまらない小説を読むなら、池上さんの本でも読んだ方が価値的だと思うこの頃。


でも、難しいのは嫌なので、それなりに私でも読めるかなぁと思う物をチョイス。


「おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?」池上彰(NHK出版新書)


以下、感想。












池上さんはまず頭が良い。だから、教養もある。それを少しお裾分けしてくれて感謝はするけど、それでしっかりと稼いでるのも事実(汗)


大学で教鞭を執るに当たって、何か1つの科目でなく、それらの学力や能力を活かすための下地としての「教養」を教えることになった池上さん。


本書はその基本となる7つの項目について、NHKでの講演を元に文章を起こしたもの。


宇宙の成り立ちに始まり、科学と宗教の関係性、最後は日本人がどこから来たのかまで…


「へぇ〜」って感心しながら耳を傾けてしまう。いやいや、これは本だから、目を見開いてしまう…が、正解かな。


池上さんの言ってることは確かに事実に裏打ちされた「真実」なんだろう。


だけど、これをそのまま借りてきて、さも自分の考えのように置き換えるのでなく、しっかり咀嚼して、納得した上で自分の意見としないとダメだよね?


それが出来て初めて、「教養」と言えるんじゃないのかな?


そんな風に思った。


たまには頭をスッキリさせるためにこういう「お勉強」の本も読まないと‼