今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

X-ミッション


CGを一切使わず、スタントで魅せるという謳い文句。素晴らしいスタント・シーンに溢れてる。


でも、その素晴らしいシーンはエクストリームなんちゃらというらしい。これもスポーツの一環で、超人的な域まで挑戦するものだとか。


おっそろしい巨大な波に乗ったり、おっそろしく高い山から飛び降りたり…命懸けの挑戦。


オノ・オザキというエクストリームなんちゃらの伝説のプレイヤーが自分に課した8つの課題。


オザキが3つ目の挑戦で命を落とした後、彼の意思を継いだグループが、自然への敬意を払いながら、課題を達成した後、自然への返礼をし始める。


その返礼は、彼らの師であるオザキの意図するところから少しずつズレていく。


オザキの意図を曲解した彼らは、その超人的な能力で、世界に点在するアメリカ資本の企業をターゲットに犯罪を重ねていく。


かつて、彼らと同じようにエクストリームなんちゃらの世界で名を馳せた男。彼は、自分の判断の甘さで友人を死なせてしまったことから、一切の挑戦を封印し、FBIの捜査官になる。


彼の経験による読みで、超人的なエクストリームなんちゃらで犯罪を重ねているグループが突き止められ、彼は命をかけて、彼らに近づいていく。


主人公は、彼らの挑戦への気持ちもわかる。でも、ギリギリのところで、捜査官としての一線を踏み堪える。一応、彼らにしか分からないところでの友情のようなものを描きつつ、スタント・シーンを見せる。


ストーリーの部分とスタントの部分とのバランスが悪いというか…スタントを魅せるためのストーリーがちょっと無理矢理な気がするのねぇ。


そこが残念ね。


スタント・シーンの映像は、ホントにキレイだったから、残念度高いな。ここは3Dで観たら凄いんだろうなぁというシーンはたくさんあった。


スタント・シーンのハラハラ感が高かったので、ストーリー部分が急に普通になっちゃって、その落差、そこがね。でも、まぁ、凄さに圧倒されるのは間違いないので、その部分で楽しめば良いのね。


そして、エンド・ロールが長〜い(´◉ω◉)スタントの人のお名前がたぁ〜くさん。超人的な挑戦をするため、山だの海だの、あちこちで撮影が行われてるので、撮影ユニットがいっぱい。いつまで、流れるんだろ〜と。


CGじゃなくても、人の手は大いにかかってるのだ。


波乗りやロック・クライミング、スノー・ボード、バイク、スカイ・ダイビングなどの人がやってるシーンはCG無しなんだろうけど、崖崩れや大嵐はさすがにCGだろ〜ね(^▽^;)


この映画にはオリジナルがあるらしい。リメイクなんだとか。そういった事前情報全く無しだった(•́ε•̀;ก)💦両方観た人はどう感じるかな?スタントの完成度(準備や安全面、それに美しさ)は時代と共により高みに達してるのかな?