今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

イカリエ-XB1


ここしばらく、更新してなくて(汗)1つ前の記事をアップして初めて気づいた。1か月くらいのブランクかと思ったら、2か月だった。。。(~_~;)時間の経つのは速いわね〜。。。


最近、諸々あって、劇場に行く時間が取れない私。それでも、これは「幻の映画」と言われてるらしく、どうせなら観といた方がということで、単館上映中の新宿シネマカリテに行ってきました。


シネマカリテの良いところは、駅チカなこと。新宿駅東南口から出て階段下りたら、すぐ。残念なところはスクリーンの小ささ(涙)


ちょっと話題の映画だとすぐに良席は埋まってしまう。


大作でもないし、メジャーな俳優が出てるわけでもない50年以上昔のモノクロ映画だからと舐めてはいけません。あまり馴染みの無い共産主義時代のチェコで作られた映画で、しかもSF!!となれば、観たこと無い人はいっぱいいるハズで。


少し早めに行って正解。大きい方のスクリーンも半分以上は埋まってました。


今よりちょっと未来のお話で、地球が荒廃し、新たな星を探す使命を帯びた人たちが宇宙船に乗っている。宇宙船の中で起こる出来事を追う。


ストーリーは今でも十分通じる物で、モノクロ映画も逆に効いてる。というのも、製作されたのがなにしろ50年以上前のことだから、今みたいに技術力があるわけでもない。「工夫」こそが全て!!


宇宙船の飛んでる様子は、私たちウルトラマン世代には懐かしい。飛んでる音さえも「ウルトラマン」だ!!


糸で吊られた宇宙船がひゅんひゅん言いながら飛んでいるのは、まさに円谷プロの手法だ。


イカリエ」と円谷プロと、どっちが先なんだろ〜(汗)


CGなどが発達した現代だけど、技術力が高まれば、良い作品が出来るというワケじゃない。やっぱり、映画はストーリーなのだとあらためて実感する映画だ。


思い切り掘り出し物に出会った感じで、大満足!!


ラストで登場する宇宙に浮かぶまん丸いのは、そのまんま「デス・スター」なんだけど(汗)こちらのお名前は「ダーク・スター


お名前までほとんどひねりが無い(笑)これは明らかに「イカリエ」が本家でしょ?


映画評をチラッと見たら、「2001年…」を思わせる場面もあるらしい。私は「2001年…」は観たこと無いから分からないけど(汗)


SF好きの方は是非1度ご覧あれ!!って、ソフト化するんだろうか(汗)